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IS 〈インフィニット・ストラトス〉 飛び立つ光
学年別トーナメント 幻想からの来訪者
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がら、閃輝に手を振っている

「凄いわね、もうあのレベルにまで達してるなんて」
「ほんとですね」
「ふ〜ん・・・やっぱり執事として欲しいわね・・・」
「私もですね・・・お空とこいしの教育係をしていただきたいですね・・・」

紫と闇夜は素直に、閃輝の実力に感服していた。レミリアとさとりは閃輝のスカウトを考えていた。
紫は既に、閃輝の実力が上級妖怪を凌ぐほどの速度を出せる事に驚いていた。速度は、攻撃にも防御にも使えるため、戦闘において速度は重要な役割を担っている。あれほどの速度を能力を使わずに、自身の霊力を使うだけで出せる事に紫は感心していた

「(初めて会った時は、まだ力も無い子供だったのにもうこんなに成長したのね、流石は未来の私の弟ね)」
「紫さん、今変な事考えませんでした?」
「ううん、別に」

実は紫は、密かに闇夜を狙っているのだ、そのため閃輝の事をそれなりに気に掛けたり
未来の弟と言っているのだ。そして闇夜を狙っているのは紫だけではなく
幽冥楼閣の亡霊少女 西行寺幽々子、四季のフラワーマスター 風見 幽香、因みに魔理沙も名乗りを上げている。


「ぁあああぁああああ!!!!!!」

ラウラの絶叫がアリーナに響く、閃輝とシャルロットはラウラの方を向くとラウラのISがドロドロに溶け始めラウラを包んでいく。

「何あれ・・・気持ち悪・・・」
「確かに・・・」

シャルロットは気持ち悪さから引いており、閃輝は刀に手を伸ばした、そしてラウラを包み込んだ黒い物は、人の形の様になって行った。しかもそれは、閃輝は最も嫌う、千冬となっていた。

「俺がやる」

閃輝は『冥神剣』のみを手にラウラと思われる物に近づいていく、それを見たラウラ?は剣の様な物を展開しお互いに、近づいていく。そして閃輝は一旦止まり『冥神剣』を。鞘に収めて、目を閉じて、体から力を抜きリラックスし始めた。

「(・・・気を楽にしろ・・・幾らあいつの見た目だとしてもだ・・・怒りは筋肉を緊張させ、身体を力ませちまう。落ち着け・・・)」

閃輝はラウラの見た目が千冬だという怒りが生まれそうだったが、それを抑制し力を抜く事に専念した。

千冬の見た目をした黒い者は、膝を曲げて一気に速度を上げて閃輝に斬りかかったが、その時!
閃輝の閉ざされていた目が開かれ、一気に『冥神剣』を引き抜きマッハを超える速度で相手を通り過ぎた。閃輝は『冥神剣』を鞘に戻し、息を吐いた。

「ふぅ〜・・・居合【冥王輪廻割り】」

そう言うと、黒い者に頭から一筋の切れ目が入り、真っ二つになりそこからラウラが産まれるように出て来た、シャルロットが優しく受け止めて地面に寝かせる。
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