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『ある転生者の奮闘記』
TURN45
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たいやな。

 次元爆弾はキルギロスに命中してその瞬間に閃光、大爆発した。

「映像乱れます」

 そんな大爆発やから仕方ない。そして大爆発から回復するとキルギロスはやられていた。

「……アドルフ総統は人類の宝やろな」

 世界征服を目指したら日本もドクツに占領されそうやなぁ。まぁ帝がいるから侵攻せんとは思うけどな。

「超怪獣キルギロス、完全に撃破ッ!! 長門から電文、進撃をするとの事です」

「ま、そうやろな。速度を巡航に上げろ」

 連合艦隊は陣形を整えて進撃を始める。そろそろ決戦かな?

 それから二時間が経過した。途中で田中が試作のHエンジンを無理矢理搭載して追いかけてきたな。

 鉄鋼魚雷の出番あるか?

「ッ!? 前方に反応ありッ!!」

「通信パネルに映せ」

 通信パネルにはラムダスクイーンとそれを守る大怪獣がいた。

「……最終決戦やな」

「長門から攻撃命令ですッ!!」

「主砲は?」

「何時でも撃てますッ!!」

「ならばええ。全艦撃ちぃ方始めェッ!!」

 そして連合艦隊がラムダスクイーンに砲撃を開始する。

 ……が、ビーム弾は全て弾かれた。

「……バリア? 付近にバリアでも敷いているのか?」

「ラムダスクイーンの左翼に展開している大怪獣からバリア反応ですッ!!」

 ……そいつが原因やな。

「ビスマルクに打電ッ!! 次元爆弾をラムダスクイーンの左翼に展開しているバリア大怪獣を撃破せよッ!!」

「了解ッ!!」

 電文は直ぐにビスマルクに伝わり、ビスマルクは次元爆弾を発射した。

「対閃光防御ッ!!」

 大爆発後、映像が回復するとバリア大怪獣はかなりのダメージを負っていたけどしぶとくてまだ生きている。他の大怪獣は撃破されたけど。

「ビスマルク、再度発射しますッ!!」

 今度はビスマルクが左舷に舵を切って全部の主砲で次元爆弾を発射した。

 バリア大怪獣に次元爆弾が命中して大爆発が起きる。今度はどうやろか?

「映像回復しますッ!!」

「………」

 通信パネルには大ダメージを負ったバリア大怪獣がいた。

「主砲連続発射ァッ!!」

「は、はいッ!!」

 すぐさま三笠から主砲が連続斉射する。大ダメージを負っていたバリア大怪獣は直ぐにバリアを展開する事が出来ずにビーム弾がバリア大怪獣に命中して遂に爆発した。

「バリア大怪獣を撃破ッ!!」

 ……残るはラムダスクイーンのみやな。

『―――ッ!!』

「ぐぅッ!?」

「これは……ッ!?」

 するとラムダスクイーンが叫び出した。何言っているけど分からんけど頭が痛いな。

「……ラムダスク
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