第三章
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のものを使いました」
「それが原点か」
「味覚は経験ですね」
「そうだ」
その通りだとだ、ハールーンはイマムに答えた。彼が何故美食家かというとこれまで多くの美味なものを食してきて美食を知っているからだ。
「味を知ってこそだ」
「培われていきますね」
「美味なものを知れば知る程だ」
まさにというのだ。
「美食の域を高められるのだ」
「そしてそのはじまりがです」
「それがか」
「はい、最初に口にしたものなので」
「私が最初に口にしたものが」
「それが最も重要なので」
だからこそというのだ。
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