第75話 エンチャントって...何?
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「クロム...何やってくれるのかなぁ...」
「君主、騎士系列は戦闘用です、魔獣の討伐とかで本領を発揮します」
「やらないからなぁ...」
「何故やらないのですか?」
「血しぶきがみまだに怖い...」
「そうですか...」
機械なんだよね...?感情が豊か過ぎるよ...
「ケンジさん、ここに毎日来て良いですか?」
「ミント様...ポルトが使えれば良いのですが...」
「闇属性はちょっと...」
「ですよね...」
「君主、1つ良い、魔道具がありますが」
「魔道具?」
「はい、ポルトの効果をエンチャントしてある鏡があるのです、魔力を流し、行きたい場所を言えば誰でも使えます」
「エンチャント?」
「一応、古代魔法の1種です、付与魔法と呼ばれます」
「でも、それ2枚いるでしょ」
「はい、ここには1枚しかありません、ですが、鏡などに君主がエンチャントすれば...」
「その魔道具って...行き先選べるの?」
「はい、何処にでもいくことが出来ます」
「じゃあ...1枚はミント様に...
もう1枚は城において置こうか...でも、鏡がないよ?」
「ケンジさん、手鏡ならありますが」
「じゃあ、少し貸して頂いて......
呪文を教えて欲しいんだけど」
「呪文なら、この本に」
この本、分かりやすい...フムフム...じゃあ、やるか
「我、付与魔法を行使する、効果、移動魔法
多分、これで出来てる...では、先程の鏡と交換を...」
「はい」
「まずは確認ですかね...魔力を流しながら、行きたい場所を言ってください」
「はい...
リアイアス王国」
「その中に入れば...多分王国に行けると思います」
「はい、入ってみます」
一応俺も入るか
「あの...ケンジさん...」
「なんですか?」
「何故竜が...こんなに?」
「まあ、竜の聖地ですし...」
「ケンジ様、よくいらっしゃいました、そちらの方は?」
「お初にお目にかかります、ゼンシス教皇国、教王リムル・リリーフ・ゼンシスが娘
第2王女、ミント・リルカ・ゼンシス、ケンジさんの未来のお嫁さんです」
.........な〜にいってくれてんのぉ〜、死ぬから、3ヶ月は死ぬから、精神的に
「そ、そうでございましたか...では、我々は婚約の祝いに何かを渡したいのですが...」
今、欲しいもの...魔石かなぁ?
「私は欲しいものが特にありませんので...」
「では、ケンジ様は...」
「あれば嬉しいかなぁ...程度だけど...20cm大の魔石が...」
「随分と大きいですね」
「あるものに必要でね...」
「わかりました、準備が終わり次第、渡しに行きます」
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