0204話『秋の作戦名で時雨は思う』
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が揃っているのは不審に感じるし。
それは時雨も感じていたのか、
「みんな、何しに来たんだろうね……? 僕は秘書官だったからいいとしてみんなはそれぞれやることはあっただろうし……」
「分からんな。まだみんなに大本営の電文を発表する前だったから何とも言えないし……そろそろ青葉も聞きに来るだろうとは思っていたけど」
「そうだね。青葉だったらすぐに聞きつけてくるかもしれないからね」
《あはは……提督も時雨も結構青葉さんには辛辣なんですね……》
「まぁ、普段の行いが悪いからなあいつは」
「そうだね」
それで三人で笑いあっていた。
まぁ、それでやっぱりと言うべきか午後になったらやっぱり青葉が聞きつけてきたのか取材をしに来たのは言うまでもない事だった。
そして今日中には全員に話が行き渡った。
廊下を通る際にみんなの顔を伺っていくとどこかしら真剣だった。
みんな、悪夢を乗り越えたいんだろうな……と思った私だった。
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