暁 〜小説投稿サイト〜
世界をめぐる、銀白の翼
第六章 Perfect Breaker
Misscreate/正義の味方
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かれる雷撃。
だが、それらが散らばるよりも早くライダーマンのネットアームがすべてを回収し、空中にあるうちにスーパー1の超高温火炎が焼き払い、爆破させる。


その爆風に押され、V3のダブルタイフーンが回転し、全身にエネルギーが充填され

「V3スクリューキィック!!!」

「ガギッ!!?」

爆風に身を任せて身を翻し、回転を加えたキックを浴びせるV3。
そして落下してきたショッカーライダーを迎えるのは、

「ロープアーム!!」

ライダーマンのロープアーム先端のフックがひっかけられ、振り回されたショッカーライダーは再び空中へ。
そうして放り出されたのちに、スーパー1のキックが炸裂するのだ。


「スーパーライダァー!月面―キィック!!!」

「ゴビャ!!」

その一撃に、ついにはショッカーライダーが砕け散り、スーパー1が着地するころには体内に残っていた爆雷とともに、粉みじんに吹き飛んでいた。

「同じNo.3だとしても、貴様では俺たちには勝てん!!」






ショッカーライダーNo.5
放電を可能とするこのライダーの相手をするのは

「スカァイキィック!!」

「ギィッ!!」

スカイライダーのスカイキックを、しかし腕の動きで流して反撃するショッカーライダー。
足先に内蔵されたナイフがスカイライダーの肩口をかすめ、その鋭さを主張していた。

「まだだ!!大回転――――!!!」

空を飛ぶスカイライダーが距離をとり、身体を回転させて勢いを乗せていく。
が、その隙を見逃すショッカーライダーではない。

全身から迸る雷撃をもって、空を往くライダーを撃ち落さんとチャージを始める。


迫るスカイライダー。
どの方向から来ようとも、全方位にまきちらされる殺意の雷から逃れる術はない――――

だが、それは

「ギッ!?」

自分以上の電撃使いがいない場合に限る。

流れる放電。
全方位に向かうはずだった閃光は、ある一点―――それも地上の一人に向かっていく。


「へっ、この程度かよ。まあ、お古いままのショッカーライダーじゃこの程度がお似合いか」

「ギィィイイイ!?」

「電撃ってのは、こうやってぶち込むんだぜ?食らいな。エレクトロファイヤー!!」

電気改造人間・仮面ライダーストロンガーに奪われた電気エネルギーが、火柱となって地面を走る。
そしてショッカーライダーの足元から全身へと駆け巡り、それを得意とするはずであるそいつの回路を完全に焼き切った。


そのタイミングで、その体を完全に破壊するキックが空から落ちて

「大 回 転――――スカイキィック!!!」

ドッッ!!!

「ギゥエッッ!!!」

胸元
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