第六章 Perfect Breaker
聖杯怪獣/岩鉄巨人
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の状態で、ショウがゆっくりと「EARTH」ビルへとプレートを進める。
「なるほど。そのまま魔力を吸い上げる、ってことか!!」
セルトマンがショウの魂胆を見抜き、そうはさせないと魔物どもを襲いっからせた。
翼がある物は当然、飛べない者はそれらに運搬されてプレートの上に落とされる。
「ほら。ルーンだって直で刻んであるんだ。怠けるなよ?」
「うるさい!!」
襲い掛かる脅威を、なんの苦も無く焼き払うステイル。
そうして、「EARTH」ビルとの距離が近づき、六芒星が淡い紫色に光り出した。
瞬間
「七閃――――!!!」
「イノケンティウス!!」
神裂の斬撃は前にもまして巨大に打ち出され、イノケンティウスの身長は4メートルにまで吹き上がった。
放った攻撃の、思っていた以上の威力に驚く。
「ちょ、ちょっとまて!!こんなにも膨大な魔力、送られまくったら・・・・」
「ああうん。破裂するだろうな。ボーン、って」
「な」
「だからどんどん使う!!あの魔力全部使えるんだから、手加減するなよ!!?」
「「アンタこれが狙いかよ!!」」
二人の怒声は背に、ペロッと舌を出しながらシレッとした顔をするショウ。
「大丈夫だ。呼んでいるのは」
ドォンッッッ!!
「お前らだけじゃない」
「うひゃあー。こりゃぁ凄いですね!!」
「なんださやか、怖気づいたか?」
「ケンカしないの。私たちも行くわよ!!」
黄色の弾丸が唸る。
紅色の槍が引き裂く。
青い刃が飛び出していく。
魔法少女であるさやか、杏子、マミの三人もまた、プレートの上に立ち、流れ来る膨大な魔力を消費して敵を迎え撃っていた。
「まさかこんな強引にするとは」
更には、先ほど別れたリィンフォース
「これならば、いくらでも私の宝具を撃てます!!」
剣の英霊。セイバーであるアルトリア・ペンドラゴン。
「オォッシャァ!!ドンドンぶっとばしてやるぜェ!!」
「行くぞ、賢久!!」
これまた、炎を操る田島賢久と、劫の目を持つ皐月駆までが集結している。
彼等は各個にして強力。
しかし、その魔力消費があまりにも大きい者たちが多い。
だが今はそれを気にする必要はない。
今その魔力元は、目の前の大聖杯―――――
「クッ・・・・」
「大丈夫か?」
「は、はい・・・・みんなががんばってるんです。私だって、やる時はやりますよ!!」
ショウの背後では、間桐桜がライダーと共に戦っていた。
もともと小聖杯としての能力を持っていた彼女は、その魔力の影響を最も受けやすいと言える。
彼女に関して、無理
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