第六章 Perfect Breaker
勇猛の戦士
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今までのあらすじ
夜天の書の守護騎士、ヴォルケンリッター。
その四騎の人格プログラムには、元となる人物がいた。
リィンフォースという援軍を受け、ショウと似非シグナムとの戦いは激化の一途をたどっていく。
さらには、一度撃破したはずのアサシンも復帰。
再び翼刀の命へと刃を向ける。
その中で、残された完全の一。
見極の完全・フォンはというと・・・・
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「・・・・・・・・」
黙して語らず、まったくの無表情で、只々敵がいるであろう方向へと向かって歩く。
その様子を見て、今までのフォンだと気付く者はいまい。
あのお気楽そうな笑顔も、軽薄な言葉も、それら一切がなくなり、一つの機械のようにただ敵を倒すだけの存在として、彼の心は動いていた。
目標は、言うまでもなく蒔風ショウ。
オフィナの最後の一撃を無駄にしないために、あの男は殺さねばならない。
そして、次にハクオロだ。
あの男がいなければ、オフィナもいなくならずに済んだ。
更に五代雄介、高町なのは、直枝理樹、蒔風舜。
他の三人を葬った要因である彼等も消さねばなるまい。
ザフザフと、まるでその芝生の草一つ一つが仇でもあるかのように踏みしめて進んでいくフォン。
だが、唐突にその足が止まる。
「・・・・なんだ」
「ハッ!なんだとはつれねぇじゃねえか!!」
「他のみんなは倒れて動けません」
「だから、私たちが止めるよ!!」
その目の前に、デンライナーが滑り込んできたからだ。
さらに、その上にはキャッスルドラン。
中やその上部にからも、数名のメンバーが顔を出していた。
「さぁて、こっから一気にクライマックスだぜ!!」
野上良太郎(モモタロス)
「ここで、あなたを止める!行くよ、キバット!!」
紅渡
「最初に行っておく。俺はかーなーり、強い!!」
桜井侑斗
「行くよ、バルディッシュ」
フェイト・T・ハラオウン
「負けないからねぇ〜?」
アリシア・テスタロッサ
「みなさん、相手は未知数です。油断しないで!!」
ティアナ・ランスター
ムラはある物の、残った戦力としてはトップクラスの実力者たち。
その彼らが、フォンを止めようとその眼前に立ちふさがった。
「・・・・・邪魔だ」
「あ?おめぇ何言ってんだ?声ちいせぇぞ!!」
『て言うか、なんか感じ変わってない?彼』
『モモタロス。ここは少し様子を見よう』
「・・・ち
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