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翠碧色の虹
第十六幕:虹を映す少女
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ハンバーガーがいいな・・・なんてね! なんでもいいよ!」
笹夜「私も七夏ちゃんにお任せします!」
時崎「天美さん、ハンバーガーが好きなの?」
心桜「まあ、好きだけど・・・なんで?」
時崎「どうしてハンバーガーが出てきたのかなって?」
心桜「だって、今日の晩ご飯は、和食って聞いてるから、昼は洋食がいいかなーって思っただけ・・・」
時崎「なるほど。今晩のメニューって?」
心桜「蟹料理!!! だよねっ!!! つっちゃー!!!」
七夏「はい♪」
時崎「おぉ!!! 蟹料理!!!」
心桜「んー、今から楽しみぃ〜♪ ・・・って、まだお昼食べてないけど」
七夏「くすっ☆ では、お昼は洋食で♪ 柚樹さん、笹夜先輩、いいですか?」
笹夜「はい♪」/時崎「ああ」

高月さんと同時に返事をしてしまった。

笹夜「す、すみません・・・」
時崎「こっちこそ、かぶせてしまって・・・」
心桜「おぉー! 相性ぴった−−−」
笹夜「心桜さん!!!」
心桜「あははっ! すみませんっ!」

虹を映す少女、高月笹夜さん・・・七夏ちゃんには、高月さんの虹は、どのように見えているのだろうか? 三人とも虹の事に付いて全く触れないので、ここは流れに合わせようと思う。

笹夜「・・・・・あ、すみません」
時崎「え!? あ、いや・・・こちらこそ・・・」

高月さんと、目が合う。高月さんの写真を撮る事を考えると、逆に自分が写されてるような感覚になりそうだ。
高月さんが映す人の心・・・七夏ちゃんや天美さんの心は、自然に映っているのだと思うけど、俺はどのように映ってゆくのだろうか・・・。

第十六幕 完

−−−−−−−−−−

次回予告

動かなくても魅力的な存在・・・それが弾みだすと、楽しい時間となってくるようだ。

次回、翠碧色の虹、第十七幕

「夏の街に弾む虹」

楽しい一時に、目的を忘れてしまいそうになるが、目的よりも大切な事もあると思う。

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