第六千六百三十七話 嫌な思い出の一つ
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第六千六百三十七話 嫌な思い出の一つ
フランスはシチリアを巡ってオーストリアさんとスペイン、もっと言えばお互いの上司であるヴァロワ家とハプスブルク家が争いました。
そしてその結果は、でした。
「何で兵隊さんが女の子のお尻触ったのが暴行事件にまで発展してんだよ」
「ああ、そのお話もう定着してるよね」
ロシアがフランスに応えます。
「君のところの兵隊さんがしたってね」
「そこまでしてねえよ」
そこはちゃんと言うフランスでした。
「軽いセクハラ程度だろ」
「日本君のところでそれでレギュラーが一本しかなくなった人いるよ」
「今の話だろ、当時は挨拶位だったんだよ」
お尻を触る位はというのです。
「それがマフィアの元になったとかな」
「凄いお話が発展してるよね」
「しかもそんなこんなでな」
もう大規模な反フランス独立運動が起こったとかいうお話になってというのです。
「俺はシチリアから追い出されたんだよ」
「君そういうこと多いよね」
追い出されることはというのです、かくしてシチリアからのこともフランスにとっての嫌な思い出の一つになりました。
第六千六百三十七話 完
2017・10・29
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