第20話 終わらない憎しみ
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サンダーは澄ました面持ちだった。
諦観にも似た、悟りに近しい貌を目の当たりにして、Rはさらに口元を歪めて歯をくいしばる。
「アレクサンダーさんッ……!」
「……その様子だと、警察に連絡はしていないようだな。君なら、直接私を追ってくる……そう思っていたよ」
悠然と足を振り上げ、バイクから降り立つアレクサンダー。そんな彼に続くように、Rも愛車から飛び降りた。
そして、彼は詰め寄るように歩み出す。全ては、あのメールの真意を問いただすために。
「……なんで会長を殺す必要があるんだ。あなたの復讐は、終わったんじゃないのか!?」
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