ルイ君はトモ君を呼ぶ
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はトモ君を呼ぶ』千代紙(ちよがみ) ちよ子side
「よしゃあああぁぁぁ来たぞおおぉぉぉ!!!」
「「水着ショップッ☆」」
ふふんっ。今日もイラちゃんとワタチは絶好調だね! 息ピッタリだよ!
そういえばー、ワタチが主役やるのってりっちゃんが初とーじょうしたとき(十二話)以来なんだって♪
はっっ!! まさかヒロインの座、あっくんのお嫁さんの座を奪われる危機到来っ!!!
「………」
んなわけないかっ☆
みんな可愛いけどワタチには敵わないもんねっ♪ ワタチが世界一、いや宇宙一、可愛いからっ!!
「あー!! この水着可愛い!!」
白い生地にオレンジの水玉模様のビキニ♪ 布生地が少なくて肌の露出部分が多いから、健康男子のあっくんもきっと喜んでくれるよ!
「あっくーーーん」
「俺は……今まで何を……していたんだ……うっ、頭が痛い」
お店の入口のとこで、頭抱えて何してるんだろ??
ま、いいや! あっくんっていつも何かと葛藤してるもんね。ワタチへの熱い想いとか///
「この水着どう?」
「知るか」
くぅ〜〜/// 一言でバッサリ切られた///
「こうゆう品のある方がいいですよねっ!」
ワタチとあっくんの間に割り込んできたのは、同じく白いビキニ。フリルで胸の真ん中には白い大きなリボンが可愛い、清楚なお嬢様って感じの水着を持ったりっちゃん。
しかもカップデカッ!! ワタチが持ってる水着の何十倍のデカさだよっソレ!!?
「知るかよ」
「え……えぇ〜」
あ。りっちゃんもあっさり、ばっさり、切られてる。
あのデカップでもあっくんを満足させてあげることが出来ないのかっ!!!
くそうっ、どんな水着だったらあっくんを満足させて「それいいな///」って言わせて、照れ顔が見れるんだああぁぁぁ!!
「フッ。僕様の出番かな」
「ナルシー!?」
おおっナルシー参戦っ!? 頑張れナルシー、君ならできるよ!!
「僕様とお揃いの水着にしても良い権利を…「しねーよ。キモイ」
「頑張った。ナルシーは頑張ったよ!!」
「……うぅ」
傷ついて帰って来た戦士、ナルシーの背中を撫でてあげる。
あっくんめ! 本当に悪魔のような男だな! そんなところがまた好きなんだけどねっ///
「はぁぁぁぁぁぁあああ」
「深いため息? どったのあっくん、お腹でも痛いのー」
「違う、俺は行かねーぞ」
「トイレにー」
「海にだ、アホ!!」
「「「えぇぇぇええ!!?」」
「またまた〜」
あっくんってば、普段から言い慣れてないから冗談言うのが下手だな〜もう。
「さ、最藤君がいないのなら、わ、私は何の為にっ!!」
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