第六千六百三十四話 琉球は
[8]前話 [2]次話
第六千六百三十四話 琉球は
当時琉球といっても殆どの日本の人がピンときませんでした、それは来てみたまだ小さい日本兄妹も同じで。
琉球に来てです、二人でお話をしました。
「この島はですね」
「特にですね」
「私とは関係がないですね」
「その様ですね」
「少なくとも今はです」
どうにもというお顔で言った日本でした。
「ここまで進出することはないですし」
「まずは九州ですね」
「ようやく九州まで進出したのです」
そして治めはじめたばかりです。
「それではです」
「とてもですね」
「ここまで来ることは」
琉球までというのです。
「ないですね」
「当分の間は」
こうした島だと思うのでした、実際にこの諸島が日本領になったのはこの時からかなり先のことでした。
第六千六百三十四話 完
2017・10・26
[8]前話 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2025 肥前のポチ