0201話『最精鋭「第八駆逐隊」、出撃』
[2/3]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
!』という編成任務が発生していた。
これは朝潮型を順調に第二次改装してある私には何でもない事だけど意外とみんな改装練度が高いし改装設計図も必要になる子もいるからなにげに編成するにはきついかもしれないな……。
まぁ、
「それじゃ改めて第八駆逐隊を編成するか」
「そうですね提督」
私はそれでみんなを集めて編成任務をクリアしたんだけどそこで思いがけない事が発生した。
「はぁ……みんなおまたせ!」
「そんなに待っていないわぁ〜」
「司令官! 改装八駆、全艦集合しました!」
「これでアゲアゲです!」
「第八駆逐隊、出撃準備完了」
という四人の掛け合いの言葉が発せられたのだ。
なんていうか新鮮味を感じた私だった。
さらには新たに出現した次の編成任務は第三艦隊を使うものだけど西村艦隊を編成する『「西村艦隊」第二戦隊随伴部隊、集結せよ!』というもの。
これは満潮、時雨、最上、朝雲、山雲の五人を第三艦隊に編成して任務を達成する物なんだけど、
「どうしてまた私が……」
と満潮が不満を漏らしていた。
「まぁ、いいじゃないか? すぐに終わるようなものだろう? 遠征部隊が帰ってきたらさっそくするとしようか」
「わかったわよ……」
私はそれで満潮以外の四人も集めておいたのだけど、時雨はなにかを思い出しているのかどこか不安げな表情だ。
満潮がそれで時雨を気遣っている姿を見れたのでまぁ時雨も笑顔を浮かべていてくれてよかった。
そして滞りなくこの編成任務もクリアしたので最後に発生した出撃任務に取り掛かろうと思う。
任務名は『最精鋭「第八駆逐隊」全力出撃!』だ。
これは今となってはそんなに難しくないだろうキス島沖とサーモン海域にそれぞれ出撃するものだ。
だけどキス島沖の方は阿武隈を旗艦に四人と霞を編成してクリアしてもらったんだけど、問題はサーモン海域だった。
サーモン海域に駆逐艦を四人も連れて行くのは結構シビアな事だから、だから随伴艦にはサラトガと大鳳を編成して四人の護衛についてもらう事にした。
「というわけで二人とも、頼んだぞ」
「はい。このサラトガにお任せください」
「大鳳も頑張らせていただきますね!」
そして六人はサーモン海域へと出撃していった。
ちなみに第八駆逐隊の面々は主砲とは別にドラム缶を積んでいる。
なにもわざわざ一戦多くする必要もないからな。
そこでやはりサラトガのカットイン攻撃は光った。
四人を護衛しながらも敵深海棲艦をほぼ先制攻撃で落としていたのだ。
これにはやはり改二の力はすごいなと感心したほどである。
そしてこれもなんなくクリアできて良かった。
最後に四人は執務室へと顔を出してきた。
「よし、これで最後の任務もクリアだ。お疲れさま、みんな」
「はい!
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ