第五話
[6/6]
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
「まだ目覚めたばっかだろ?明日もあるしあんま無理はしない方がいい。」
「体に痛みはもう引いている、荷物運びくらいは問題ない。それに……」
「それに?」
「そなたが模擬戦の時に使った技の事も詳しく聞きたい。欲を言えば旧校舎で見せた技やほかにも習得しているであろう物もな。」
「……実はそっちが本命だろ?」
「ふふふ、バレたか。」
「ったく、お手柔らかに頼むぜ?」
ラウラの言葉にカイムは苦笑いしながら了承した。
その後、カイムとラウラは学園外にある街で八葉の技などの話をしながら食材の買出しを行い、寮へと帰宅した。余談だがその際アリサとフィーにジト目で見られ棘のある態度を取られカイムが困惑する事になるのだがそれはまた別の話。また更に余談だがカイムとラウラの買い物風景にそこでバイトを行っている彼等の同級生のベッキーは、
『なかなかいい雰囲気だった、会話の内容は色気もクソも無かったけどな。』
というコメントを残したそうだ。そしてそのせいか彼女もからかう気にならなかったようだ。
[8]前話 [9]前 最初 [1]後書き [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ