第二部[鋼の錬金術師物語]
外伝よん[炎から見た彼]
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となく探りを入れてみるか?
彼が仲間になったらかなり心強いんだが。
・・・
私が入院している病室に彼が来た。
お見舞いと称して果物と軍の機密情報、ホムンクルスの情報を渡してきた。
彼は無表情で去って行った。
・・・
大総統の指示で私の部下たちが地方に左遷された。
手足をもがれたか。
暫くは情報を集めよう。
・・・
大総統が地方演習に行ったタイミングでクーデターを起こした。
アームストロング少将率いる屈強なフリッグス兵と私の部下たち。
キングが居ない内に取らせてもらうぞホムンクルス。
クーデターの途中で彼が参戦してきた。
正直負けたと思ったら我々側についてくれるらしい。
やはり殲滅・制圧戦だと圧倒的戦闘能力だな。
だれ一人殺していないところが流石といったところか。
まあ確実に長期入院コースだろうけど。
敵本陣への突撃メンバーにホークアイ中尉と彼を選んだ。
本当に彼は敵には容赦ないな。
空から降ってきたホムンクルスを串刺しし続けてる。
ホムンクルスと話がしたかったので止めるようにお願いをすると、
無表情で止まってくれた。
そうか、貴様がヒューズを。
彼と鋼のに先に行くように指示を出し全力戦闘を行った。
逃出したホムンクルスを追撃すると彼らと合流した。
ホムンクルスは自死を選んで消えていった。
ブラットレイ親子との戦いは私は完全に足手まといになってしまった。
人体錬成を行った代償に失明した。
音だけで彼らが戦っているのがわかる。
ホークアイ中尉に方向を指示してもらって何とか戦っているが。
さっきから「アツ」とか「おい大佐」とか彼の声が聞こえる。
最大火力が当たってそれだけで住んでるなら自信なくすが、
躱してるなら問題ないな。
真理と名乗った男は鋼が倒していた。
彼は事後処理が終わるとまた旅に出た。
・・・
彼が敵だったらと思うとゾッとする。
大総統になってから彼に無茶振りしても普通にこなすから使い勝手が凄い良かった。
なるほど前大総統が彼を気に入っていた理由はこれか。
押し付ければ嫌がりながらも普通にこなす。
まあ基本的に旅に出てるから彼に頼みたい事は彼を呼び出さないといけないのがネックだが。
鮮血の錬金術師は今では橋を作ったり、井戸を作ったり、堤防を作ったりとかなり血が出ない仕事をしている。
鮮血以外の称号が付くといいな。
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