暁 〜小説投稿サイト〜
転生とらぶる
ペルソナ3
1859話
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ャドウが最強のシャドウだという認識はあっても、それが具体的にどれくらいの強さを持つのかというのが分からないのは痛い。
 俺達のパーティが戦った中で一番強力なシャドウは死神だったが、その死神と比べて、具体的にどのくらいの強さを持つのか。
 出来ればその辺りの比較を知りたいところだが、両方のシャドウと遭遇したことがある者がいない以上、それはどうしようもない。

「次にいつそのイレギュラーシャドウが出てくるか……いや、倒したって事は、もう出てこないのか? だとすれば、その辺りを心配する必要もなくなるんだが」
「どうだろうな。個人的にはあのまま負けっ放しというのは面白くないので、また出てきて欲しいとは思うが」

 もし桐条が聞けば、間違いなく怒るだろう事を呟く真田。
 もっとも、真田の性格を考えればそういう言葉が出てくるのは当然であり、しょうがないと諦める可能性もあるか。
 ともあれ、その辺りは俺が関与するべき事ではない。
 桐条と真田、それと加わるかどうか分からないが、有里が考えるべきだろう。
 ……幾月はどうでもいいが。

「そうだな、俺としても一度そのイレギュラーシャドウと戦ってみたいとは思うな」

 ぶっちゃけ、死神よりも強かったら真田達にとってはかなり厳しいと思うんだが。
 フェイト級の力を持っている以上、真田達にどうにか出来るかと言われれば……難しい。
 ただ、有里がどんな能力を持っているかにもよるな。
 普段は大人しいというか、面倒くさがり屋の有里だが、実は強力なペルソナを持っている……そんな可能性は、十分にあるだろう。
 ましてや、このペルソナ世界の原作の主人公の可能性も高い男なのだから、そう考えればやはり色々と面倒な事になりそうなのは間違いなかった。
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