第六章 Perfect Breaker
強者 倒るる
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今までのあらすじ
祖を倒した観鈴
悪を撃破する蒔風
父を乗り越えた翼刀
各地の戦いは、次々に収束していく。
現在、セルトマンが召喚するサーヴァントは三体。
キャスター・ガラ
バーサーカー・ウィツァルネミテア
セイバー・赤銅の翼
現在、「EARTH」ビル内のガラを撃破すべく、オーズ、理樹、一刀の三人は進行中。
そのビルの足元では、ショウとセルトマンが交戦中。
サーヴァント枠は四つ。
召喚されるのは―――――――
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「ああもう!!次から次に!!」
「セイヤー!!」
「雑魚だからってさすがに多すぎるだろ!?」
「EARTH」ビルへと向かうその途中で、オーズ達三人はガラの先兵に足を止められていた。
メダルから作り出される、騎士のような姿をした兵士は、一人当たり十数体向かっている。つまり総数で30余りほどしかいない。
だが倒されてからの兵士補充があまりにも早い。メダルになって砕けたと思うと、一秒の間もおかずに再び現れてくるのだ。
よって、善戦しているが先の見えない状況となってしまっている。
「この・・・・早くあれを戻さないといけないのに!!」
「あの城の中の天秤を破壊すれば戻るはずだ!!」
「でも――――ッ、だからお前ら邪魔だ!!!」
ザギン!!と、見た目通りの金属音。
そんな音と共にナイト兵を南海覇王で斬り捨て、忌々しそうにビルを睨む一刀。
とはいっても、実際彼等にガラの城が見えるわけではない。
正確に言うとガラの城は、大聖杯に取り込まれた「EARTH」ビル内の中に作られている形だ。
チラチラと見えているカラフルな屋根は、はみ出してしまったものだろう。
遅々としてなかなか進まない。
だが、それでも三人は何とか先に進むことには成功している。
だがそれにかなりの時間をかけてしまった。
増援を呼ぼうにも、バーサーカーを食い止めるのに皆必至でこっちにまで手が回らない状況。
それでも諦めず、彼らはついにナイト兵らの隙間から「EARTH」ビルへの活路を見出した。
「見えた――――一気に行くよ、一刀君、理樹君!!」
「え」
《クワガタ!カマキリ!バッタ!!》
《スキャニングチャージ!!》
「セィヤァーーーッッ!!」
一瞬だけ見えた、「EARTH」ビルへの突破口。
そこが閉じないうちに、オーズは即座にガタキリバコンボへとチェンジした。
同時にスキャニングチャージ。
総数50にも及ぶ分身体が、ナイト兵を次々に蹴散らしていく。
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