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Knight's & Magic & Carrier 2
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発を行った陸上艦である。

本来なら第2、第3カタパルトである場所は普通の甲板となっておりダーヴィドの奴が指示を出したのか、テレスターレが駐機状態で並んでいることでその大きさが際立っている。また、底面部分を全てキャタピラにしたためにのっぺり艦が出てしまった。また、後部エンジンブロックだった部分は工房となっているために本家よりも大型化してある。そして、艦首砲であったハイパー・メガ粒子砲の代わりに引き込み式で大型化したダインスレイブを設置してある。主砲のメガ粒子砲も第1カタパルト上部ではなく、第2第3カタパルト上部に連結型カルバリンを1門ずつ装備。主砲の部分には小型のダインスレイブを設置してある。あとは死角を無くすようにスナイドルが取り付けてあるがこれは完全に牽制目的の装備だ。ブライトさんには怒られる程度の弾幕しか張れない。

「……予想していたよりもデカイな。あまり砦のようにも見えん」

「艦をモチーフにしていますから。それでは、ご案内いたします」

門の側で停止したスレイプニールへと移動し、甲板に待機していたテレスターレの1機が外付けのタラップを乗り込み口に装着させてタラップを上がる。まずはブリッジから案内する。陛下に直接会うのを嫌ってブリッジ要因は逃げ出したようなので全てオレが説明する。

「こちらが幻晶騎士で言う所の操縦席となります。複数人での操作が基本となります。とは言っても実際に動かすのは操舵士のみで、他は各部署のトップが集まり指示を出す形です。拠点での作戦指揮所だと思って頂ければ分かりやすいかと」

「最大でどれだけの人数が詰めることになる」

「艦長、操舵士、砲術班長、索敵員、機関長、艦外通信士3名、艦内通信士2名となります」

「うん?索敵員がここに居るのか?班長ではなく?」

「そこが新技術の一つですね。こちらへ」

索敵シートへと案内し、新技術の機械を起動させる。目の前の模様の入ったガラスにオレンジ色の光点が表示される。

「これは?」

「少しお待ち下さい」

艦外通信士の席からインカムを取り、エルへと繋げる。

「エル、スレイプニールから200m離れた地点、2時の方向から12時、10時の方向に移動してくれ。早足程度でだ」

『了解です』

「それは拡声器か?」

「いえ、こちらも新技術の通信機です。そちらの騎士の方、申し訳ありませんがこれをこういう形で装着して乗り込み口にまで移動してもらえますでしょうか」

少しためらった後に陛下が指示を出してブリッジから退出する。その間にエルが到着した所定の位置に着いたので通信を送ってくる。

『位置につきました』

「10秒後に動いてくれ。陛下、こちらの光点と外にご注目ください」

トイボックスを示す光点を指差し、ト
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