第十三話 退屈なる日々
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ス級旗艦戦艦は記録上無いので478年に戦没したらしい第4艦隊旗艦アキレウスが該当するんじゃないかと言われてましたからね。けれども来年イゼルローン攻略戦が有るとは言えませんしね、何か手は無いですかね。
そう言えば同盟の大規模戦闘のパターンは評議会選挙の年統合作戦本部長改選の時に活発化ましたね、帝国領侵攻作戦が前者でしたし、ヤンのイゼルローン攻略が後者でしたね。
同盟の選挙と改選のパターンさえ判ればかなり正確に攻撃がわかるのでは無いでしょうか、研究する価値はありそうですね、問題は一人でしないと行けないと言うことで時間が足りないし資料が集まるかどうか、せめて軍務省と統帥本部の協力は欲しいが、あまり動き回るのも駄目だし・・・ん・・・困った知識も宝の持ち腐れだよ。
カロリーネと学友になれたからグリンメルスハウゼン爺さん家に遊びに隠れて会いに行って相談するかな時間いつが良いんだろう本人に聞かなきゃ駄目だから暫くはむりだな。
■オーディン ノイエ・サンスーシ 小部屋
「グリンメルスハウゼンその娘がカロリーネか」
「陛下そうでございます」
「カロリーネ、テレーゼはやはり儂と同じか」
「皇帝陛下皇女殿下は韜晦なさっております」
「鯱張らずに喋るが良いぞ」
「いやしかし恐れ多い事なれば」
「良いのじゃ儂は堅苦しいのは嫌いでな」
「カロリーネ此から陛下には直接度々連絡をするのだからそうせい」
「はっ陛下」
「未だ堅苦しいぞハハハ」
「してグリンメルスハウゼン今回付けた護衛はどうじゃ?」
「私の部下から選りすぐりの者を選びました、ケスラーは私の代理ですので動かせませんが、ブレンターノ、ヴィッツレーベン、バウマイスター、ディーツゲン4人とも腕利きでございます」
「女官も4人紛れ込ませております」
「他には?」
「外出時には装甲擲弾兵出身者からなる護衛部隊を2個小隊用意しております」
「100人か見事じゃの」
「しかし油断は禁物でございます」
「うむ、カロリーネご苦労じゃがテレーゼを頼むぞ」
「もったいないお言葉でございます」
「これ。またじゃな、ハハハ」
「カロリーネご苦労」
「陛下失礼いたします」
「さてグリンメルスよ幼年学校のあの者はどうして居る」
「はい成績は優秀であります共に連れて行った赤毛者も成績優秀でございます」
「ほう思わぬ拾い物であったか」
「そうですな、しかし」
「どうしたのじゃ?」
「あの者達校内でも孤立しており度々喧嘩沙汰を起こしており、さらに姉の悪口を聞くと逆上し石で相手の頭を殴り続けました、幸いにも死者は出ておりませんが問題になっておりまして、放校の可能性も出ております」
「うむその辺は儂が姉に頼まれたとして事を荒立てないよう伝えさせ
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