『Dive』
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嘲笑ってた。見下してた。そんなのお互い様だろう。お前は偉そうに正論振りかざしといて、そのくせ正義は貫けない下らない大人だ。そんな奴に何も言われたくはない。
願いなんてのは胸の中で強く想おうが、口に出そうが、決して叶うことは有り得無い。願う心と其れを否定する狭間で、何処までも絶望が襲うだけだった。
受け入れる事の恐怖。異物でしかない其れは、厄介な膿でしかない。そんなもの無くて良い。優しさは持ち合わせない。そう決めたから、あの日以来...。
君の手から伝わる此の温度は一体何を意味するんだろう。総てはチカラを得る為の試練なんだろう。ぬるま湯に浸かるのか、荒波に飛び込むのか。今更引き返さない。
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