暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
9部 ViVid!
1章 覇王流
出会い
[2/3]

[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話
あるから早速やりに行こうぜ」

 ノーヴェの勧めにより一同体育館に移動
ヴィヴィオとアインハルトは体操着に着替え体育館の中央で準備をしていた。

「じゃあ、アインハルトさんよろしくお願いします」

「はい」

 ノーヴェの開始の合図とともにヴィヴィオはステップを踏みながらアインハルトに近寄った。
ダッシュからのストレートから右ハイキック、ストレートなど仕掛けているが・・・
見た目はヴィヴィオが攻めているように見えるのだが、アインハルトは様子を見ながら体さばきでかわしたり、ガードしたりしてまだ有効打を一発もいれていなかった。

 ヴィヴィオのストレートをしゃがみながら躱し、カウンターで手を広げて無防備のおなかに打ち当てた。
その打撃が当たり、当たる方向を見定めて俺がその場で受け止める。
攻撃が当たる瞬間さえわかれば受け止めるのは簡単

 二人の顔を見たら、両極端
ヴィヴィオは知らない技術、自分より格上の存在の出現でワクワクしているようだが、アインハルトの方はあれは落胆か

 アインハルトは後ろを向き

「お手合わせありがとうございました」

 出入口を目指して歩いて行った。

 俺に抱えられたヴィヴィオはすぐに飛び出してアインハルトの方に向かって頭を下げだした。

「あ、あの私何か失礼を?」

「いえ」

「じゃ、私弱すぎましたか?」

「いえ!趣味と遊びの範囲内でしたら十分すぎるほどに」

 キツイね、ヴィヴィオも驚きと悲しみの顔になってやがる

「申し訳ありません。私の身勝手です」

「あの、すみません。今のスパー不真面目に感じていたのなら謝ります。今度はしっかり真剣にやります。だからもう一度やらせてもらえませんか?
今日じゃなくても良いです。明日でも、来週でも」

 アインハルトはノーヴェに助けを求めようとみていた。

「ねぇノーヴェ」

「なんですか、綾さん」

「これじゃ二人とも不完全燃焼でダメだから来週あたりセッティングできないかな?」

「そうですね、なら来週もう一回やっか、今度はスパーじゃなくてちゃんとした練習試合でさ」

 ウェンディがチンクに抱き付いて良いと喜んでいてコロナもうれしそう
周囲の雰囲気からかアインハルトも了承した。

「時間と場所はお任せします」

「ありがとうございます」

「ヴィヴィオ、わりいな、気を悪くしないでくれ」

「私の方が全然だったから」

「ノーヴェ、謝らなくても良い、今回はヴィヴィオが悪いし」

「ですが」

「喜ぶのは良いことだけど」

 俺は一歩踏み込んでヴィヴィオのおなかに寸止めでパンチを当てる

「最初の時点で自分より格上だとわかってたのに、大技を出して余裕の
[8]前話 [1] [9] 最後 最初 [2]次話


※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりをはさむしおりを挿む
しおりを解除しおりを解除

[7]小説案内ページ

[0]目次に戻る

TOPに戻る


暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ

2024 肥前のポチ