Staynight編『魔法』
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もしかして貴方、五大要素の扱いとか、パスの作り方も知らない?」
私は嘘よね?みたいな感覚で聞いた。のに...なのにコイツはなんと「おう」と返してきた。自分でも判る。今自分の顔がどうなってるかも
「何?じゃあ貴方素人?」
「そんな事ないぞ?一応強化の魔術ぐらいは使える」
「強化って...またなんとも半端なのを使うのね。で、それ以外はからっきしって訳?」
「まぁ端的に言えば...多分」
「はぁ。なんだってこんなヤツにセイバーが呼び出されるのよ、まったく。まぁアーチャーが召喚できたからいいけど...アーチャーに師事させたいくらいよ」
「?アーチャーも魔術が使えるのか?」
「えぇ、コイツは特別でね、なんでもこなす最強なの」
「へぇ〜、凄いんだな」
「む、それは聞き捨てなりませんね。では剣の腕はセイバーの私より上と?」
なんだって食いついてくるのよ
「さぁね...アーチャー、そろそろ止めなさい」
「ん?悪い、こういうの来た事なかったから。それとマスター、何か誤解しているぞ」
「誤解?何をよ?」
「俺はまともな魔術は使えない。というか魔術は使い方を習っただけでできるのは障壁を張ったりとさっきのガラスを直す事もできない。やり方さえ判れば出来るかもしれんが」
「...じゃあ校庭でのあの玉は?砲撃は?」
「魔法」
くらっときた
「おい!遠坂!?」
「...アーチャー、貴方さらっと凄い事言ったの判ってる?」
「?魔法は俺の世界じゃ大抵の人が使えるが?」
またくらっと
[おい、忘れたのか?いくらなんでもミッドに毒されすぎだぞ]
「?...あぁそうだな。やっぱ魔術って事にしてもら」
「えるか!今更そんな嘘聞きたくないわよ!」
気づいたら私は怒鳴っていた。当たり前だ。魔術ではなく魔法が使えると聞いたら今の魔術師はみんな卒倒する
「アーチャー、では貴方はキャスターの適性も?」
「それさっきも聞かれたな。違う、俺は後ろで小細工するより前に出て戦うタイプだ」
もう訳が判らなくなってきた
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