Staynight編『魔法』
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よ?さてと、令呪を使ってまでセイバーを止めた...私のアーチャーなら問題なく貴方達を倒せるけど?判ってる?」
「何を言って」
「判らかないようね。私は貴方達を殺せるって言ってるの」
「なっ!?」
衛宮君は驚く、目を見開いて
「何言ってるんだ!なんで俺達が遠坂に殺されないといけないんだ!?」
「どうやらそこからのようね、...はぁ知らないヤツを倒して勝利を掴んだ...なんて遠坂にあるまじき事よね。いいわ教えてあげる貴方がいったい何に巻き込まれたのか...さぁ中に入りましょう」
「レウス、戻ってくれ」
「ギャア!」
レウスと呼ばれた竜は魔方陣が現れて消える
「消えた...」
「何驚いてるのよ、行くわよ」
「ま、待て遠坂!」
私はその声を無視して家にあがる。
「やれやれ、お互いめんどうなマスターを持ったなセイバー」
「私はマスターの為に勝利を掴むだけだ」
「へぇ、結構広いのね。和風っていうのも新鮮だなぁ。あ、衛宮君、そこが居間?」
「あ、あぁ」
中に入って見渡す。綺麗なも...ん?
「うわ寒っ!?何よ、窓ガラス全壊してるじゃない!」
「仕方ないだろ?ランサーってヤツに襲われたんだから、なりふり構ってられなかったんだよ」
「そういえばさっきも外で光ってたからセイバーは外で呼び出したのね?」
「よく分からないが、あぁ」
じゃああの光がセイバーの召喚の光ね、というかコイツセイバー呼ぶまで一人で戦ってた訳?まぁいいわ、まずはこれを直さないと
「Minuten vor Schweiben」
「!?」
私が血をこぼしたガラスの破片は自分でくっついて直っていく。それを衛宮君は見ると
「遠坂、今の」
「ちょっとしたデモンストレーションよ。助けられたのか怪しいけど一応筋は通しておかないとね。ま、私がやらなくてもそっちがやってた訳だし」
「いや、凄いぞ遠坂。俺はそんな事できないからな、直してくれて感謝してる」
「?出来ないって、そんな事ないでしょ?ガラスの扱いなんて初歩の初歩だもの。たった数分前に割れたガラスの修復なんて、どこの学派でも入門試験みたいなものでしょ?」
「そうなのか、俺は親父にしか教わった事がないから、そういう基本とか初歩とか知らないんだ」
ちょっと待て今衛宮君は基本も初歩も知らないって
「ちょっと待って、じゃあなに、衛宮君は自分の工房も管理できない半人前ってこと?」
そう聞く、...アーチャーのヤツここが珍しいのか色々見て回ってる。恥ずかしいから止めてほしいんだけど
「?工房?なんて持ってないぞ俺」
「...まさかとは思うけど確認しとくわ。
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