Staynight編『うっかり』
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「アーチャー!ランサーを追って!」
それを聞いたアーチャーは跳んでいった
私はランサーに殺られた生徒を見る事に...でも
「嘘...なんだってアンタが...」
迷った。これを使うかと。失敗すれば損、成功してもただ人を助けたというだけで自分は何も得られない
「まだ息してる...えぇい!やってやるわよ!」
「やっちゃった...でもいっか。アーチャーがいるんだから」
そこでコンコンと窓が叩かれる音がする
見るとアーチャーがいた
「ランサーは?」
「いや、見失うというより既に何処かに行った後だったから分からなかった。一応探しはしたんだが」
「そう、いい..わ...ちょっと待って、貴方どうやってそこに?」
「何が?」
「いやまさか手で支えて浮いてるとか...浮いてる!?」
「俺は飛べるぞ?」
はぁ!?こ、コイツ今飛べるって
「ラケーテンハンマー使った時に薄々感ずいてると思ってたんだが...判らなかったか?」
「判るか!」
それからコイツが起きる前にここを去ろうと思いアーチャーに運んでもらい家に帰った。
「はぁ、疲れた」
「さっきの一戦でか?それだとこの先大変だぞ?」
「あのねぇ、貴方、何したか知ってるの?弓を使うと言い剣を使い武術を行い魔術を使った。貴方。クラス適性本当にセイバーとアーチャーだけ?」
どうもおかしい。あんな事が出来るのならキャスターの適性もあるかもしれない...と
「いや、確かに剣も武術も鎚も魔術も槍も銃も斧も鎌も杖も使える」
「本当に芸達者ね」
直に感想を言った
「しかし悲しい事ながら銃は使った事がない」
「はぁ!?」
「杖も鎌も、俺は"使える"というだけで"心得"はない」
「ダメじゃん...」
「そんな事ないぞ?見てるからその通りに使えばいいだけだ」
コイツは...なんでもやればいいみたいな事言って...あ、そういえば
「ペンダント忘れた」
「...まさか取りに行けと?」
「いえ、いいわよ。あれに未練なんてないしもう力もないから」
はぁ、もしかしたら戦いに使えたかもしれないけどアーチャーの戦いを見たら出来そうにないと思った。
「それにしても強敵だったな。一歩間違えれば殺されていた」
そうよね。殺され...殺され?
「どうしたマスター?ランサーに臆したとかか?」
「待って、何か引っ掛かる」
何が?いったい何がこの疑問の原因だ?そう考えているとキーワードは目の前の男が口にしたではないか
ランサー 殺されていた と
ランサーはアイツを殺したつもりでいたはず。なら殺したはずの男が生きていたら?...そ
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