Staynight編『うっかり』
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んなの決まってる
「生かしておかない!」
「そんなにランサーに怒ってるのか?」
「違うわよ!ランサーがまたアイツを狙いに行くって事よ!」
「アイツ?先に殺された男か?」
総刃は気づいていなかった。その男が何者かを
「私がなんとか繋ぎ止めたのよ!」
「では生きてると...確かにそれは生かしておかないな。...はぁ、仕方ない」
「えぇ仕方ないけど行くしかないわよ!」
外に出てアーチャーに掴まる。アーチャーは手慣れたように飛んでくれた
「こっちの方角よ」
アイツの家は知っていた。桜が出入りしてると聞いているから、間に合うといいのだけど
「...光ったな」
「...えぇ、ちょうど光った所よ」
「...あの光...サーヴァントの召喚ではないか?」
[あぁ、あれは普通の光じゃねぇ。電気でもない。魔方陣の光だ]
...という事はアイツが最後の一人...まさか敵を助けるなんて...
「っ!マスター!跳べ!」
「え!?えっと、えい!」
私は力強くアーチャーを蹴った。アーチャーは私の足を押し出すように飛ばしてくれてすごい高さまで飛んだ。下はよく見えない。でも光が放たれている。あれは恐らくアーチャーが敵サーヴァントと交戦してる光...でもこのままだと私は落ちてしまう。アーチャーは私が落ちるまでに決着をつけてくれるのだろうか?...ランサーの時はかなり長引いたんだ。そんな一瞬で決着がつくほど簡単な話ではないはず。ならアーチャーはどうして私を飛ばしたのか...
理由は私が戦いの場にいられると困るからだ。私を抱えたまま戦えないと判断したのだろう。でももう自由落下が始まる。このまま行くと私は...そう思った時何かが飛んできた
「アーチャー?」
「ガゥ?」
「....」
竜が私を背に乗せて飛んでいた
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