Staynight編『学校』
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いがな』
『何よ。結界...判ったの?』
『あぁ、相手はメドゥーサかゴルゴーンだ』
あっさり真名を看破する総刃に驚く凛、当たり前だ。総刃はメドゥーサもゴルゴーンも内に秘めていた。その概要は理解している。ゴルゴーンは使った事はなくても同じメドゥーサだから知識だけは、メドゥーサは騎英の手綱を使うから他の知識も、そうして行き着いた答えが
『他者封印・鮮血神殿だ』
『...それはいったい何?』
『内部の者を溶解し魔力に変える悪質なものだ。これは早めに対処しないと学級封鎖とかふざけた事を言ってられる場合ではないな』
しばらく凛は考え込み
『判ったわ。夕方から人がいなくなってから調べましょう。結界の起点は判る?』
『いや、結界の存在をゼロが確認してくれなければ俺自身結界を変な違和感程度にしか思わなかっただろう。他者封印・鮮血神殿だと判ったのもある意味...いや、これは言うまい。とにかく学校にマスターがいる可能性が出たな』
『えぇ、空いてる時間にこっちでマスターを探してみるわ。昨日の感覚でいけば見つかるかもしれないし。それに相手が魔術師なら私がマスターだってとっくに気づいてるはずよ』
『では引き継ぎ監視を続ける』
お願いと返すと私はいつも通りの顔で校庭に踏みいる...確かに...結界が張られているわね
私じゃどんなものかも判らないけどアーチャーがいるならなんとかなるかな。
夕方
『聞こえる?始めるわよ。アーチャー』
『了解した。直ぐに行く』
待ってると開いてる窓から手が、そして中に入ってくるアーチャー
「アンタ何処から入ってるのよ。」
「廊下を歩いて教師にばったり、とはあってはならないだろう。入るならこっちからの方が早い」
そうだけど...まぁいっか。探そう
歩いて周り色んな教室や部室を見て回った。時に先生が現れるけどアーチャーに目もくれない...というかアーチャーの服装が私服だったのがいつのまにか戦闘用っぽい...変な色合いしたのに変わっていた。これが彼の戦う時のスタイルね。まぁいいわ。早く全部見つけないと
「ここで六つか」
「でも起点じゃない...まだあると見て間違いないわね。」
弓道場に六つ目はあった。けど起点じゃなければ壊しても意味がない。既に外は真っ暗、夜になっていた。生徒は誰もいない。人という人も私達二人だけ。
「まだ見てないのは...屋上」
別段急ぐ必要もないから歩はゆっくりと、階段を上がって行き屋上に出る。
裏手に回ると起点を見つける
「七つ目...これが起点みたいね」
「あぁ、そのようだな」
「まいったな...これ、私の手じゃ負えない」
「悪いが俺もだ。だが解除するならさっさとサーヴ
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