第六千六百二十四話 厳島の合戦
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第六千六百二十四話 厳島の合戦
厳島は神社で有名ですが戦いもありました。この頃日本は戦国時代でそれぞれのお家同士で争っていました。
この厳島ではです、毛利家が山口家を事実上乗っ取っていた陶晴賢という人と決戦を行っていたのです。
その戦では見事毛利家が勝ったのですが主の元就さんは勝ってからその頃の日本にこう囁きました。
「実は色々とですな」
「戦の前にですね」
「謀を仕掛けておりまして」
相手側にです。
「そうしてこの厳島に誘い込み」
「勝たれましたか」
「相手の方が兵は多かったですが」
それでもだったのです。
「島に誘い込めば、嵐が来て敵が逃げられなかったことも大きかったですが」
「今回の勝利にはですね」
「はい、何といっても事前の仕込みです」
「謀ですね」
「今回も上手くいきました」
実は元就さんは稀代の謀略家でした、この厳島の戦いではまずそれが効を奏して勝利につながったのです。
第六千六百二十四話 完
2017・10・22
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