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銀河英雄伝説〜ラインハルトに負けません
第百二十九話 リューネブルクとクレメンス
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下に入れ。妾は無事じゃ、敵はクロプシュトックに有り!』

その映像を見た近衛の殆どが、涙を流して殿下の無事を喜んでいたが、1人ハイドリッヒだけが、兵からライフルを引ったくるとヴィッツレーベン大佐を狙撃しようと身構えたが、引き金を引く事は出来なく成った。

近衛下士官の1人が素早くハイドリッヒの肩をライフルで狙撃しハイドリッヒはライフルを落としてかがみ込んだ。そしてその近くにいた士官や兵がハイドリッヒを確保したのである。

「小官は近衛第四中隊付き士官バッハ大尉であります。テレーゼ皇女殿下の命によりヴィッツレーベン大佐に指揮権を委ねる事を誓います」
「判った、全員武器を置いて整列せよ」
「はっ」

此によりグリューネワルト伯爵夫人アンネローゼの危機は過ぎたかに見えたのである。


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