暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
8章 後日談
結婚式
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スバルやないか。戦技披露会以来か」
大きく手を振って声をかけるはやてに、
スバルとティアナの二人はお辞儀をしてかえす。
「こちらこそ、お久しぶりです」
「ヴィータ副隊長も、お元気でしたか?」
久しぶりの再開ということもあって、4人は話に花を咲かす。
今までのことやこれからのこと。そして、今から始まること。
「つーか、なのはと綾がが結婚かぁ」
「そやなー結婚やなぁ」
ヴィータが感慨深げに呟き、はやてもそれに同意をする。
やっとここまで来たとはやて自身は思っていたんだけど・・・
いざ親友が結婚となると自分もあせってくるから不思議だ
「私も結婚式挙げたいなぁって、相手がおらへん」
「そういえば八神部隊長、なぜ綾の関係者って少ないのか聞いても?」
「そういえば、綾ちゃんはな、次元漂流みたいのに合ってな約5年間ずれがあるんよ。だから幼馴染でも私たちが21やろ、でも綾ちゃんは16歳で、私たちの国では女性は16歳から結婚が出来ることになるんよ」
「はぁ」
綾ちゃんには秘密が沢山あるって話や」
『――今から結婚披露宴を行いたいと思いますので、ご来場の皆様、お席にお座りください――』
俺は一人だから先に出るようなことを言ったのだが、後から来てと言われた。
まずなのはが士郎さんとヴィヴィオが一緒に中央まで歩いて行って
その後で俺も扉を開いて行こうとしたら、黒い帽子をかぶった青年がこちらに歩いてきた。
「翔ちゃん」
「翔太郎さんだろ、ほら手紙を私にな」
「え!」
「おやっさんがな。綾は必ず生きている。
そして何かの事情で親子さんと縁が切れてた場合は俺が行く
そして俺に何かあった場合はメッセージを」
俺はそのメッセージの手紙を頂いた。
そのメッセージには
「お前は一人じゃない。
恐れずに自分のやりたいようにやれ!
幸せに祈ってる 壮吉」
俺の瞳には涙がたまっていた。
そして、結婚式が始まり――
俺は一人でなのはの元に行く
その時、俺の隣にはおやっさんがいてエスコートしてくれた感じがした。
そして翔太郎さんの所には俺の親まで来てくれてた。
後から聞いたことだが、おやっさんの関係のある娘さんで、ぜひ見て欲しいと
そして感覚的にここから先は自分でいけと言われたように 軽く押された。
神に祈ったことは無いのだが、俺は永遠を誓った。
結婚式は素晴らしいものだった。
誰もが微笑んでいて、誰もが幸せそうな顔をしていた。
光の歌姫フィアッセが歌ってくれたり
親友代表でアリサとすずかがスピーチしてくれたり
白いウェディングドレスのなのはは、微笑みながら涙を流していた。
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