暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
8章 後日談
打ち上げと吊し上げ
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の部隊長さんで航空火災の時に来た高官さんだね。
「ゲンヤさんは知り合いだけど、はやて教会のおえら方の皆さまもいることだし」
「大丈夫や、私の兄、姉ポジションの方やし」
「そういうことは早めにきちんとした方が良いと思いますよ」
聖王教会の騎士で確か偉い人のカリムさんがそう言ってくれた。
「ほらセル君たちもいるし」
「すみません綾さん私たちは高町教官たちに・・・」
「はぁ〜お子様もいるしね」
ヴィヴィオの方を向いて
「お姉ちゃん。ヴィヴィオも悲しかったよ」
「なのは・・・」
「なに?アヤチャン」
「何でもないです」
「綾はどこ行っても良いよなのはは私が守るから」
「フェイト?」
「そうやってすぐに自分で引き受けて悪者になって去っていこうとする。行きたいなら行けばいいと思う。綾はいつまで私たちのお守りの気分なの。
弟子だからかな甘くみられるのは」
「そんなつもりはないよ。でも・・・」
「デモもかかしもない。そんなに私たちを信用できないの?」
「私が本当に信用して安心できるのは知ってるでしょ」
「ならなんでいつも離れようとする」
「今回も俺が好き勝手にやっているから被害がそっちに行こうとしてたんでしょうが」
「それぐらいで私たちがつぶれると思ってるの綾?」
俺がフェイトの迫力に負けて怖気づいていた。
「おい、フェイトカンカンだな」
「まさか高町じゃなくテスタロッサから始めるとは思わなかったのだが」
「聴いてる綾、私たちの友情はそんなにもろいものなの?」
助けを求めて周囲を見ているが
大人たちはにやにやで楽しんでいて
幼馴染達は訴える目で俺を見ている
その他の人は物事を見守っている状態で現状俺に手を貸すのは誰もいない状態だった。
「それにうちも悲しいんや」
「あぁあたいもなのはの事よろしくって頼まれたな」
「ヴィータお前まで」
「あんだよ、その件に関してはアタイも怒ってるんだからな」
俺の右下から冷ややかな声が聞こえてきたその瞬間俺は恐怖と寒気がしてきた
「ふ〜ん綾ちゃん。私をみんなにお願いをしてどうしようとしたの?」
逃げようにもなのはがしっかり腕をつかんでいるから逃げることはできない。
「でも・・・」
「でも何かな?」
「ごめんなさい」
俺は完全降伏で謝った。
「綾ちゃん」
「この店もしっかりと経営させてもらうから」
「うん、この店見捨てたりしたらお父さんもお母さんも悲しむと思うし、私の事許可してくれないと思うよ」
「だよね」
「綾」
「フェイトもごめんな、そんな泣きそうな顔をしないでよ」
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