暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
8章 後日談
戦技披露会 鑓使い(やりつかい)
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き落して俺は一回転をしていつもの格好に着替えなおす。
マントをひるがえして
「シトロエンまだやる?」
「綾選手まだやる気か〜?」
「いや、我の負けでいい」
「了解、それと」
「う・・・む、そ・・・の件・・・は」
「いいよ。楽しかったよ。少し怖かったけど」
「我も楽しかったが恐怖の方が大きい。できれば敵に回したくないな」
「あれみたいに喧嘩をしかけてこなければやらないってば。中継これでいい」
「シトロエン三佐の敗北宣言で終了です。すさまじい戦技を見せていただいたシトロエン三佐と綾選手に拍手をお願いします。」
俺は着地をして帰ろうとしたら呻く声が聞こえてきた。
あぁすっかり忘れていた
口を紡いでいたやつの口をほどいた
「おまえ・・・ここまでして無事に」
俺はこの瞬間防音の呪文を唱えて
「すむよ。なら来ればいい。そしたら今度は本当に潰してあげるよ」
俺はやつに威圧感をぶつけた。
「坊おやめください。」
「お前が役に立たないから私がこんな下々に馬鹿にされるんだ」
「シトロエンを馬鹿にするな。本当は出なくて済んだはずなのにここまでけがをして忠誠をしているのに侮辱することは俺が許さん。」
「くっいい気になるなよ綾必ず貴様を地べたに這わせてやる」
やつは出入り口に走って逃げて行った。
「慈悲深き方癒しの神よ 心正しき者に恵みを与え給え」
俺はシトロエンに向かって呪文を放った
「綾選手なにやらシトロエン三佐に向かって呪文をかけようとしています」
『治癒呪文(ヒーリング)』
「見る見るうちにシトロエン三佐の傷がふさがっていっている。綾選手回復魔法も本職顔負けだ〜」
「かたじけない。後の事は任せていただきたい」
「まぁ無理しないでね。降りかかる火の粉は振り払うけれど、それ以外は干渉しないから」
俺はもう一度周囲を見てから一一礼をして出入り口に向かった。
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