暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
8章 後日談
戦技披露会
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私はいなかったとき?
でも摸擬戦なのは好きじゃない
シグナムとはやってないの?」
「うん、普段はフェイトちゃんや綾ちゃんでしょ」
「私はたまにだよ。あの二人ジャンキーだから付き合ってたら日が暮れる」
「にゃはは・・・」
そんな会話をして当日を迎えた。
一応なのはクラスと聞いてるから楽しみは楽しみ
でも負けてあげる必要性はなし
八百長は教えてもらった事ないから
そして俺の試合はあくまでおまけみたいなエキシビションだから最後だ。
それに今日は妹や俺の保護責任者のフェイトや知り合いも来てる
無様な試合にはできないでしょ
それに俺も関心する試合はたくさんあった。
でもやっぱり
こんな風に訓練して強くなることが希望でこの世界を護りたいと思う人がいるのならうん、このイベントは有意義だと感じた。
それに俺としては嬉しいこともあった
中学の夏休みになのはの教導を見に行った時ひょんなことから騒動になったんだけど、その時の青年がAクラスの摸擬戦に出てた時は嬉しかった。
俺が消えたあの事件の時にも来てたセルと言う青年だ
しかも苦戦の末勝利を収めた。
俺はずっと控室で見ていたんだけどノックがあったから出たら、
ちょうどその子があいさつに来た。
「南條先生」
「それやめてって、綾で良いってば。そっちの方が先輩でしょセルさん」
セルシオ・キューブあの時の実質的リーダーだった子
確かなのはの10歳ほど年上31歳ぐらいだったと思う。
「綾さんのおかげでここまで来れました。」
「あそこから良くAランク魔導士になれたね。おめでとう。
きっとなのはも喜ぶよ。」
「実は綾さんがこれから試合ってわかりますが」
「ここじゃなんだから入って」
「失礼します」
「今日勝ったら言いたかったことがあって」
「勝利おめでとう」
「はい。あの時のおかげで高町教導官の教導と綾さんのおかげで・・・あの事件から帰ってきていると聞いて、えっと・・・」
「聞ける内容なら聞くよ。一応教え子らしいし」
「俺と・・・じゃなく私とお付き合いしてください」
「戦闘じゃなくて男女として」
「はい」
「悪い、それは無理だわ。私自身好きな子がいるから無理」
「それはあの人ですか?でもあの人は」
「それ以上はストップ。潰すよ。気持ちだけもらっておく。ありがとう。」
「振られるかもとは思っていました。この気持ちだけ伝えたくて」
「うん、これからエリートさんだから、がんばれ」
俺は少しだけハグをしてあげた。
「男性でハグをしたのはセル君が初めてなんだぞ。
さてと準備があるから出てもらってもいい」
「はい、試合応援してます」
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