Staynight編『町並み』
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ットの事を聞く事に
「ねぇ、そのブレスレットは貴方の宝具 切り札 なの?」
「...そうだな...黙っていてもいつかはボロが出るだろう。ゼロ、挨拶を」
[おう!よぅ凛、俺はゼロ。総刃...いや今はアーチャーか、の武器となり盾となる宝具だ]
「....」
「どうしたマスター、宝具を見て驚いたのか?」
「な、な、なんで喋るのよー!!?」
そこにうるさい声が木霊する。だが総刃は別段気にする事もなくただ腕を組み
「なんでと言われても...そういう物だからだ」
「ま、まぁそうよね。でもそれ神秘を感じないんだけど?」
「それは待機モードだからだ。戦う時はゼロが剣になりそれを振るい戦う。ちなみに弓というのは俺の生き様を形にした物、宝具には偶にそういった伝承だけで形となる物もある」
「ふーん、まぁ貴方が規格外だって事はよーく分かったわ。それで目線をゼロ?に向けてたのはなんで?」
「ふむ、これは教えるより実践した方が分かりやすいだろう。マスター、落ち着いているのだぞ」
『聞こえるかマスター』
「え!?」
『これは俺の生きた世界で行う念話という物だ。本来ならばリンカーコアという物がないとできないものだが今俺とマスターは...そうだな、例えるなら見えない糸で繋がっているといった所か、だからマスターもできるはずだ。ただ心で会話するものだと思えばいい』
『...えっと...こう?』
『あぁ』
そこで凛の右手の甲に痛みが走る、それにより何かを感じとる
「どうしたマスター」
「ちょっと黙って....誰かに見られてる」
「...」
それを聞くとアーチャーは辺りを見渡す。私も必死に回りに意識を伸ばす。だが
「私じゃ見つけられない。アーチャー、貴方は?」
「目で確認しろというのなら難しい、そもそも俺には視線すら感じない」
「って事は見てるのはマスターね」
何者かは知らないがアーチャーで判らないのなら相手はマスターだろう。まだ七人は揃っていないが始めようと思えば戦いはいつでも始められる。
私を監視してるヤツは前哨戦でもやりたいらしいが
「令呪は令呪に反応する...ならばマスターなら何処か判るのではないか?」
「ええそうね。でも高位の術者なら自分の魔力くらい隠す事なんて簡単にできる。いくら令呪同士が反応するからと言ってもその令呪も結局は魔力で発動する...大本であるマスター自身が魔術回路を閉じていれば見つけるのは難しいわ。ゼロはどう?」
[俺には人が何処にいるか分かってもそれがマスターだと理解するのは不可能だ。令呪を見るくらいならできるかもしれないが難しいだろう。必ずしも令呪が見えている訳ではないからな]
「まぁいいわ
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