Staynight編『町並み』
[2/4]
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
ぼしかねない宝具だ。安易には使えない」
「え!?で、デメリットは?」
「デメリット?チャージ時間が長い程度だな」
「...それじゃあバッドステータスはないの?」
「あぁ」
これ最強じゃなくて最恐じゃない。星1つ破壊する宝具って
「...」
「どうしたの?」
「使えなくなった物もあるらしい」
「嘘!?何が?」
「それは言えない」
「どうしてよ!?」
「これを知ると恐ろしい事になる...いやむしろこの世界では俺の本来の力が使えないようだ」
デメリット背負ってるじゃない...強いんだろうけどこれで勝てるのかしら?
「それよりもかなり歩いたがここは?」
「見ての通り喫茶店よ。そろそろお昼ご飯でしょ?」
「...そうだな。だが」
「アンタも生きてるんでしょ?なら食べる事も必要じゃない。食べないと戦えないわよ?」
「...なら遠慮なく」
「頼みすぎはやめてよね」
そこで普通にランチを頼み、二人は昼食をとる
総刃は本名は教えなかった。ここに遠坂凛がいるならきっと衛宮もいるからだ。そうなると話の説明がややこしくなる。
「貴方本当はお坊ちゃんだったとか?」
「語っただろう。ならば違う事くらい分かるはずだ」
「そうだけど...なんかねぇ」
「それよりも凛」
「何?って名前」
「さすがに人前でマスターと呼ぶのはまずいだろう。それで次は何処へ?」
「そうね...学校の事も教えておきたいんだけど今日は休んじゃったし...」
しばらく考える凛、そして
「それじゃあちょっと曰く付きの場所に行きましょう」
「了解した...が霊退治等できんぞ?」
はぁ、何を考えているのやら。コイツはもしかしたら私と同じ性質なのかもしれない。
総刃は既に食べ終えている。
「ここが新都の公園よ。これで表立った所は歩いて回った訳だけど、感想は?」
「広い公園...なのだがなんだ。何故人気がない?まさか本当に幽霊でも出る等馬鹿げた話ではあるまい?」
「英霊がいるのに幽霊を否定してどうするのよ。...十年前の話よ、この辺り一帯で大きな火事があったんだって。火は燃え続けて雨が振りだした頃に消えたんだとか。その後町は復興したけどここだけはそのままなの。焼け野原になって、何もなくなったから公園にしたらしいわ」
「大きな...火事?まさかここで...すまないマスター、考えてみれば呼び出されたはいいが何年なのかは知らない」
「そういえばそうね。2004年よ。2004年の2月1日、それが今日の日付」
それを聞くと黙り込む、何かを考えてる?いや何故か目線がブレスレットにいっている気がする。気になりブレスレ
[8]前話 [1]次 [9]前 最後 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ