Staynight編『召喚』
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舎にいた事はあるか?」
何を思ったのか訳の分からない事を聞いてきた。
「ないわね。私が帰宅部だって知ってるでしょう、柳洞君は」
「当然だ。生徒会長を任された以上、全校生徒の情報は把握している」
「ならいいじゃない。それじゃあね。」
そこで
「一成、修理終わったぞ」
思ってもないヤツが現れた
「と、悪い。頼んだのはこっちなのに衛宮に任せっきりにしてしまった。許せ」
「そんな事気にするな。で、次は何処だよ。あんまり時間ないぞ」
「あぁ、次は視聴覚室だ。前から調子が悪かったそうなんだがこの度天寿を全うされた」
「天寿全うしてたら直せないだろ。買い直した方が早いぞ」
「そうなんだが一応見てくれると助かる。俺から見れば臨終だが、お前からみれば仮病かもしれん」
「そうか、なら試そう」
...私は固まっていた。別に恥ずかしいとかそういう恋愛感情等ではない。ただ話についていけずぼーっとしていただけ。それから男子二人は去って行くが一人振り返り
「朝早いんだな、遠坂」
それだけ言うと生徒会長についていった。
「...挨拶のつもりなのかしら?」
それから四時限目が終わり昼食をとろうと購買に行こうとすると三枝さんに声をかけられる。内容は一緒にお昼ご飯を食べないかと、でも私はお弁当なんて持参しない。だから適当な理由を作って誤魔化した。蒔寺さんに悪口というか愚痴を言われるがそれくらいで怒るほど器は小さくないつもりだ。教室を出る途中クレープとたい焼きと大差ないと言っていた。私は500円のクレープを奢らされたのに80円のたい焼きと大差ないと言われて少し勿体ないと思ったが今更気にしても仕方ない。
購買に行きパンと飲み物を買って自分のお気に入りスポット、屋上へ。ここは今は寒いが気楽でいられてよく言えば風が気持ちいい。そこでパンを食べ昼食を済ませる
ホームルームも終わり帰ろうと思ったら綾子が話しかけてきた。私は朝間桐君と一件があったからと言い早めに帰ることに
すると間桐君はあのあと荒れていたと綾子は言った。私のせいかと
「迷惑をかけてしまったかしら、美綴さん」
と言うと
「別に、間桐が下級生をいびるのはいつもの事だしアレはアレでいい精神鍛練になるよ」
と
「そう、よかった。じゃあこの埋め合わせはまた今度」
「はいはい、これに懲りずまた寄っていってちょうだい」
帰ると電話に留守電が入っていた。相手は綺礼だった。言峰綺礼、私はエセ神父と呼んでいるが実際神父にあるまじき性格だ。今回だって今日中にサーヴァントを召喚を早くしろ、しないのなら教会に助けを乞えと、つまり急かしている訳だ。それに予備の魔術師を派遣するのも時間がかかると、嘘だ。アイ
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