90栞も香里も美汐チャンも悪夢
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二人。
「あら、お邪魔だったかしら」
もちろん狙っていた秋子ちゃん。
「い、いえ、感動の再会ってやつを少々」
「う、うん」
何故かベッドの上で、正座して話す二人。
「いいんですよ、続けて下さい、私は見てませんから」
そう言われて、はいそうですかと、ディープなキスをしたり、パコパコ交尾できる猛者はいない。
「俺、やっぱり学校行きます、お前は自分の部屋で、おとなしくしてるんだぞ」
「うん」
祐一が出掛けるのは寂しかったが、自分の部屋と言われ、少し嬉しそうにしている真琴。 もちろん祐一が出て行くのは、これから始まる美坂姉妹の襲撃を避けるためである。
「もうどこにも行くんじゃないぞっ」
「うんっ」
着替えを持って部屋に行く時、真琴はとても嬉しそうにしていた。
(く〜〜っ、いい足してやがったな〜、一回「やって」からでも間に合ったかな?)
後には真琴の素足と下着を見て、不謹慎な事を考える男が一人。
(ちょっとヌイて行こうか)
ティッシュを取り、真琴をオカズにして、布団の中でモソモソし始める祐一。
(あの細い足首を掴んで、思いっきり広げて中まで…)
ドタドタドタドタ、ガチャ!
「げっ!」
また秋子ちゃんが入って来たのかと驚くが、こんな騒がしい登場の仕方をするのは、一人しかいない。
「祐一っ、あっ!」
ツルッ、ごすぅっ!
「…あう〜〜〜〜」
「いってぇ〜〜」
真琴のダイビングヘッドバッドが決まり、ダブルノックアウトとなった。
「お前なあ〜」
フォール寸前、カウント2.8で祐一が起き上がり、いきなり飛び付いて来た大馬鹿者をひっぺがす。
「急に抱き付いてくる奴があるかっ」
「パジャマが脱げかけて滑ったのよ〜」
ボタンもちゃんと止まっていないまま、慌てて駆け込んで来た真琴。
「だって隣にいる間に、祐一がいなくなってたら嫌だから」
「頭の上に、ぴろが乗ってたらどうするつもりだ、今ので潰れてたぞっ」
「置いて来たもん」
「にゃ〜〜」
そこでぴろは、ドアの隙間から入って、定位置に落ち着いた。
「あっ」
その声はぴろが頭に乗った驚きでは無く、下腹部に当たる懐かしい感触に気付いたからである。
「エッチ」
もちろん真琴が飛び乗っても捻挫?しなかったのは、インパクトの瞬間も「手で握ってガード」していたからなのは間違いない。
「仕方ないだろ、朝なんだからっ」(C)シンジ君
この手のキャラの場合、寝ている祐一の布団を剥がし、朝立*しているのを見て「キャーー!エッチ、チカン、変態、信じられない!」とか言ってビンタを入れるのがお約束だが、この場合、*立ちではなく、自分がオカズになっている自覚があったのか、発言が弱かった。
「脱げ」
「えっ?」
「お仕置きだ、お尻ペンペンしてやる」
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