暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカル☆イリヤ
家作り2
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「さて、始めるか!」

「木材とかの資材は?」

「王の財宝頼み」

王の財宝から木材、石材を出す

「今更ですが勝手に使っていいのでしょうか?」

「いいのいいの、俺に力貸してくれてるんだし。それにあるものを使わなけりゃ怒られないよ」

「あるもの?」

天地乖離す開闢の星と天の鎖、それさえ使わなければ例え本人に会ったとしても弁えてるなとか言われると思う。勝手に使った事は使えるから使っただけだし

其々作業に移る、俺は力仕事、ルナミラクルで分身して物を組み立てていっている

美遊は物の大きさをシュテルは木材等削る作業を、だが

「ん?おいシュテル、なに作ってるんだ」

「ダーリンの木像」

「大切な資源で遊ばないでくれ...」

それから家作り、というかここまできたら建てるに変わるな、は続く。すると

「あ!同じ人がいっぱい!あれって英雄!?」

「こ、こら!見ちゃダメです」

「えー、サイン欲しいー」

「おーい」

「なんだ?」

「あの子」

「オリジナルー」

「はいはい聞いてますよ」

かなりシュールというか怖い光景である。本物の総刃が子供の所へ行く

「サインだよね、えっと書くものとかは?」

「ないです!」

「止めな」

「いいですよ」

親を止めて色紙を出してマジックで書いていく。ミッド語で字体を崩して書き上げた物を渡す

「ありがとうございます!」

「ありがとうございました!」

「いえいえ、気を付けろよ?」

「うん!」

親子を見送ると家作りを再開した
シュテルは暇があればなにか作るし、それでも仕事はこなす、困ったものだ
そこで木像を見ながら考える、あの中に警報器でも入れられないかと

「シュテル、それ土台の所開けられるようにできないか?」

「やろうと思えばできますが...何故?」

「その中に警報器でも入れようかなって」

「なるほど、ではそのようにします」

「おーいちょっと、俺ー!すずかの所に行ってくる」

「はいよー、こっちは任せといてくれ」

「行ってらー」

道行く人が奇妙なものを見る目で見る

ゲートで六課まで繋ぎすずかの下へ

「すずか、お願いがあるんだけど」

「なに?」

「警報器作ってほしい」

「いいけどなんで?」

「家作るのに警報器設置しようと思って」

「分かったけどどこに設置するの?」

「...家の前に置いてある木像の中です」

「も、木像?とりあえず中に入れる警報器だよね。分かった。作ってみる」

ありがとうと返すと直ぐに戻る
また再開する

「おーい、それはこっち」

「釘無くなっ
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