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提督はBarにいる。
ハロウィン間近!カボチャレシピ特集・その1
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・生クリーム:100ml

・グラニュー糖:10g

・カボチャ:40g



 さて、作っていくぞ。まずはカボチャの下拵えから。パンケーキ用もクリーム用も、カボチャはまとめて皮と種を取り除き、一口大に切ってからラップをして、600wの電子レンジで5分加熱。電子レンジの機種によって火の入り具合は異なるから、大体の目安だけどな。竹串を刺してみて、抵抗無くスッと入ればOKだ。カボチャに火が通ったらレンジから取り出し、フードプロセッサーやミキサー等を使ってペースト状にしておく。

 薄力粉とベーキングパウダーを混ぜ合わせ、ふるっておく。

 パンケーキの生地を作っていくぞ。粉を入れたボウルとは別のボウルに卵を割り入れて溶き、そこにグラニュー糖を加えて
軽く混ぜる。そこにカボチャペーストを100g加え、滑らかになるまでかき混ぜる。

 卵とカボチャが混ざって滑らかになってきたら、ココナッツミルクと生クリームを加えて更に混ぜる。粉も加えたらダマが出来ないようにしっかりと混ぜ合わせる。

 パンケーキを焼く前にカボチャクリームを作っておく。ボウルに生クリームとグラニュー糖を入れ、七分立て位になるまで泡立てておく。泡立てたクリームの一部と残しておいたカボチャペーストを合わせて、馴染んだら残りのクリームも加えて混ぜ合わせる。この時、泡立て器じゃなくゴムへらを使った方が作業しやすいぞ。

 カボチャクリームも出来た所で、いよいよパンケーキを焼いていくぞ。フライパンを弱めの中火にかけて、バターを熱して溶かす。十分に温まったら生地を適量流し込む。今回は4人分の分量で生地を作っているから、4等分か8等分くらいがサイズ的にも丁度いいだろう。

 フライパンに生地を流し込んだら、表面にポツポツと穴が空いて来たら裏返し、いい焼き色が付くまで焼く。残りの生地も同様に焼き上げたら皿に盛る。

カボチャクリームを絞り袋に入れ、パンケーキの上に飾り付けたら完成だ。

「こっちは上がるぞ!」

「こちらもOKです」

 早霜に仕上がりの確認をしたが、どうやら準備はいいらしい。では同時に出すとしよう。

「はいよ、こっちが『カボチャのパンケーキ〜カボチャクリーム添え〜』と……」

「カクテルの方が『ホット・タレア・カルーア』となります」

「あら、ホットのコーヒーカクテルなんて気が利くじゃない?」

 仄かに湯気の立つマグカップを眺めながら、ビス子が顔を綻ばせる。

「幾らブルネイが南国とは言え、夜は冷えますから」

 早霜も少し照れ臭そうに、頬を染める。

「さ、折角の温かい料理と酒だ。冷めない内に食ってくれ」

「それもそうね。頂くわ!」

 ビス子はいそいそとパンケーキを切り分け、乗っていたカボチャ
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