エヴァ七夕
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所、はあっ、碇君、赤ちゃんみたい」
母乳は出なかったが、ATフィールドが体を保てないのか、強く吸うと暖かい体液が滲み出てきた。
「あ、綾波、ここも、ここもいい?」
以前、リリスの巨大洞窟を探検して歩いたシンジは、レイの中を知り尽くしていたが、原寸大のソレを拝見するのは初めてだった。
「ええ(ポッ)」
「ああっ、凄い、凄いよっ綾波っ!」
(自粛……)
「ああっ、これじゃあまるで、私が碇君を食べているようだわ」
今の状態が、下のお口でシンジの黒オットセイ(笑)を食べているような気がするレイ。
「いいんだよ、ああっ、母さんと同じ体でっ、母さんと同じ声っ!メッ、メーテルー!」
ブハーーーーーッ!(オットセイが何かを吐き出す音)
数時間後
それからたっぷりまぐわって、日も暮れ始めヘトヘトになって休憩していた二人。
「ありがとう綾波、とってもおいしかったよ」
「凄いスタミナだったわ、碇君」
毎日タンパク質だけは沢山食べていたので、そっちのスタミナは抜群だったらしい。
「シンジィーーーーーー!!」
そこで、怒りに燃えたアスカの声が響き、現実に引き戻される。
「ア、アスカ」
勢いとは言え、思いっきり浮気した後で、綾波の股間やシートの上にも多数の証拠品が並び、言い逃れができる状況では無かった。
「あんたたちっ、何してるのっ!」
「綾波、一緒に海に帰ろう(ニッコリ)」
今にも泣き出しそうな、ステキな笑顔で微笑むシンジ君。
「浮気者っ!ファーストッ!あんたも一緒に殺してやるっ!」
そう言って対人用小型スマッシュホークを構えるアスカ。
「あ、あうあうあう」
シンジはすでに、口から霊体が離脱し始めていた。
「大丈夫よ、碇君」
立ち上がったレイの足元は、まだふらふらしていたが、ファーストチルドレンとセカンドチルドレンの、夢の対決が実現しようとしていた。
「バカシンジッ!ちょっと目を離したらすぐコレ?あんたもいつからシンジとっ!」
「始めましてアスカちゃん」
「へ?」
「私はシンジの母、ユイです、シンジがいつもお世話になってます(ペコリ)」
「へえ?」
いつの間にか栗色の髪に変わり、ホクロまで出してユイになりきるレイ。
「は、始めまして?本当にファーストじゃないの?」
「ほ、ほら、綾波って、母さんのクローンだったから、外見は同じなんだ、ははっ」
その相手とまぐわうのも問題があったが、アスカの常識では、親子でスルはずは無いので、足の間に何か伝って落ちても、海水だと思えた。
「それで、今日はアスカちゃんに合わせたい人がいるの、ほら」
そう言って、リリスやアダム(ダブリス)だけが持つ力で、海の中から誰かを引っ張り出す。
「ゴホッ、ゴホッ」
「マ、ママ?」
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