特殊部隊2、世紀末覇者ちゃん登場
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ているような感じの横島。
コンコン
「失礼しますっ」
(き、来た〜〜〜〜っ!)
「ど、ドうゾ」
ガチャ、メリメリメリメリッ!
「はっ?」
そこで、ドアから入り切れないような巨人が部屋に侵入して来る。
「はっ、はわわ〜〜〜っ!」
「ぬうううんっ!」
その女? は身長が5〜10メートルあるように見えたが、それはきっと闘気によって大きく見えていると思われる。
「貴様がアシュタロスを倒したと言う勇者か、ならばこのワシも倒し、見事「乙女」を奪って見せえいっ!」
モギュウウッ!モリモリモリッ!
筋肉が動き、力が込められる音が横島の耳にも聞こえて来る、言うまでも無く、その外見は「世紀末覇者」か、魔闘気を使う双子の兄のようだった。
「ち、違うっ! 俺じゃない、美神って言うゴーストスイーパーがやったんだっ!(滝汗)」
「今更何を言うかぁ〜〜〜っ!!」
ボッ! ゴオウッ!
巨大な岩石のような拳が繰り出され、横島の前で寸止めされた、もちろん喰らえば「ひでぶっ」と言う暇も無く木っ端微塵だった。
「さあっ、ワシと戦えいっ! そしてワシを倒し乙女を奪うまで、この部屋を出る事あたわずっ、さもなくば死あるのみっ!(クワッ!)」
「はわわ〜〜〜〜っ!」
その後、数十分間死闘が行われ、煩悩で生み出されていた文殊から、剣、鎧、銃、砲など、数々の武器が生み出された。
「北*、開亜門天頂っ!!」
「ぐはああっ!」
それはDOOMで言えば、サイバーデーモンと一緒に、小部屋に閉じ込められたような試練だったと言う。
「ま、負けた〜〜(涙)、好きにするが良い」
ベッドの残骸の上に大の字に倒れ、乙女を捧げる覚悟ができた世紀末覇者ちゃん?
「はぁ〜〜、はぁ〜〜、はぁ〜〜っ!」
横島も、今までの強敵との戦いで、奥義無双転生を体得していたらしく、2度砕け散ったはずの体を空にして命を拾っていた。
「さあ、何をしておる、早うせい」
「でっ、できるか〜〜っ!」
ほんの数分前まで、命のやり取りをしていた相手と交われる方がおかしいが、魔族はそれが普通だった。
「このワシを愚弄するかぁっ! 言ったはずだ、ワシの乙女を奪うまで、この部屋生きて出る事はできぬとぉ〜〜っ!」
再び復活した血まみれの魔人に捕まえられる横島。
「はっ、放せ〜〜〜っ!」
「ぬうううんっ! 秘孔! 前立腺っ!」
ザシュウウッ!
「ギャーーースッ!」
そのままのネーミングだったが、「貴様のナニは自分の意志に反して硬直するっ」だった。
「いやや〜〜〜〜〜〜っ!」
「我が人生に一片の悔い無しっ!」
ズドーーーーン!
そのまま馬乗りになって、上から座られて奪われちゃう横島君、世紀末覇者ちゃんは魂を魔界に昇天?させちゃった。らしい。
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