ああっ、おキヌちゃん様2
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なり申した… グスッ」
「あだしも…」
「目がっ、全身の目がかゆいのね〜〜っ!」
以前のように、吸い込んだだけで麻痺や痺れを起こす被害は無かったが、神やその警護役にまで、目の痒みと、鼻炎の症状を起こしていた…
いつか笛の音がやんだ時、またこの木は今の名を失い、恐ろしい忌み名に書き換えられるかも知れない。
しかし、それは遠い日の事。 おキヌ様がこの地を離れるまでは、笛の音と共に関東を守る御神木としてそびえ立つに違いない。
そして少女が転生し、その声に呼ばれた時、また数百年間繋がって繭のように包み込み、この少女を育む儀式が行われるであろう……
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