第百二十八話 突入
[4/4]
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
い始めた。
「リューネブルク、構わん不敬罪でクラーゼン元帥の職を解く先に奴を処刑せよ!!」
「御意」
不敵に笑うリューネブルクの銃口がクラーゼン元帥に向き、引き金が引き絞られようとした瞬間、大音響と共に天井と外壁が崩れ、更に外壁から強襲揚陸艇の突入口が外壁内壁を溶解しながら着きだしてきたのである。
狙ったように、天井からはライムバッハー上級大将率いる、装甲擲弾兵の猛者達10名が装甲服を着て飛び降り皇帝陛下と皇太子の間に躍り出る。後方からはキルドルフ大佐の工兵により大穴が作られ、ランズベルク伯達が炭素クリスタル戦斧やビームライフルを持って次々に躍り出てくる。そして、強襲揚陸艇からは、オフレッサー大将率いる猛者達10名+ズザンナ+ルッツが躍り出てきた。
既に謁見の間控え室に到着していたノビリンク大佐達4名も大音響を聞き、押っ取り刀で謁見の間に侵入してきたが、其処で見て感じた事は、濛々たる粉塵とモワッとするほどの熱であった。
「皇帝陛下、御無事でございますか!」
粉塵の中、ランズベルク伯の声が響き渡っていた。
[8]前話 [9]前 最初 [2]次話
※小説と話の評価する場合はログインしてください。
[5]違反報告を行う
[6]しおりを挿む
[7]小説案内ページ
[0]目次に戻る
TOPに戻る
暁 〜小説投稿サイト〜
利用規約/プライバシーポリシー
利用マニュアル/ヘルプ/ガイドライン
お問い合わせ
2024 肥前のポチ