記者会見
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した...ですがよく考えたら自分の手は色んな所に届くんだと実感しました。少し自分の力を軽視してたかもしれません。それに怒りに身を任せて攻撃してたのも反省すべき点です。本当に回りだけしか見えていませんでした。今日六課を出るときヴィヴィオ...娘にパパはひーろーだから...と言われて実感しました。この手の魔法や奇跡は誰かを傷つけるだけじゃない。誰かを守る力でもあるんだと」
総刃は考えた。イリヤと出会ったあの日の夕方から今までの事、それはひとつひとつ大切な思いでだから覚えている。
繋ぎ目があるような間が切れている訳でもない。
かと言って全てを覚えている訳ではない。
総刃だって英雄の身になれど人の身だ。
才能や異能はあっても完璧ではない。
だが感じたのだろう。昨日今日とこれまでの事は決して無駄じゃなかったんだって。もちろん正当化するつもりはない、自分は既に人殺し...それは蘇ったからなしとかは言えない。
背負って生きていくための物だと
「...これからの事はどうお考えで?」
「これからの事...まずは今の犯罪者激減ですね。やっぱりエンデ達がいてくれたから今のような犯罪数になったんだとしてもやっぱり多いです。でもみんなが繋いでくれたこの一瞬を誰かを守るために使えたらと思います。やっぱり平和が一番なので。それと娘が平和に過ごせる環境を作っていけたらと思います」
これからの事は今できる精一杯の事をやると言って終わった。最後に
「敵との和平を結んだとは本当ですか?」
「エンデとスカリエッティとの事なら、はい。アイツらも悪さはもうしないでしょうししたらまた止めます!でも今は幸せな環境がありますからアイツらにも」
そう言うと総刃は敬礼して会場を出た。
外に出ると待っていたのかクロノがいて本局に誘われるそして
「すまなかった!もっと早くゆりかごの対処ができていたら」
と
「いやいいから頭あげろ。俺はこうして戻って来たんだし次元世界はこれからよくしていけばいい。な?」
「そう言ってくれると助かる」
軽く握手をして戻った。
次の日
「お、ミッドの英雄じゃねぇか」
「む?お前か。英雄などと言われて楽しいか?」
「わーい総刃だ!遊ぼうよ?」
「英雄」
「英雄」
「「英雄」」
「総刃、これなんだけど」
「あ!ミッドチルダの英雄だ!」
ボカッとスバルを殴るティアナ
「すすすすいません!総刃さんこいつ馬鹿なんで!これで失礼します!」
「あ、総刃さん」
「こんにちは!」
「キャロ!エリオ!お前達だけだ!」
「えっと」
「えーと」
『『どうして総刃さん泣いてるんだろう?』』
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