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混沌の魔術師と天空の巫女
第7章 大魔闘演武編
贈り物とこの先の未来へ・・・
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いたのが奇跡だよ。」

そう言ってきたのは、ポーリュシカさんと蛇姫の鱗(ラミアスケイル)のシェリアだった。
シェリアはニスイさんの妹らしい。

「ああ・・・・・・本当に・・・本当に無事だったんだな・・・・・・」

































































「ウェンディ・・・。」

「うん・・・まだ痛いけど、大丈夫・・・。」

俺の大事なウェンディである。実はウェンディは奇跡的に生きていた。
俺がエクリプスの扉で過去に行った後、シェリアがウェンディを発見、
確認してみたら、僅かに息をしていたので、治癒魔法で回復させたが、
かなりの重傷だったので、簡単にはいかなかった。
そしてそのウェンディを助けてくれたのがポーリュシカさんだった。
どうも妖精の尻尾(フェアリーテイル)顧問薬剤師らしい。
ウェンディとも何か縁があるみたいだけど、それはまた今度聞こう。

「ごめんなウェンディ・・・俺が・・・俺が一緒にいれば・・・
 おまけに、ちゃんと確認しておけば・・・・・・・・・!!」

あの時、俺はウェンディの状態を確かめもせず、
死んだと思い込んでしまったし・・・・・・。

「・・・責めないで・・・お兄ちゃん・・・。」

謝る俺にウェンディはそう言う。

「本当に・・・2人には感謝の言葉しかないよ・・・ありがとう・・・!!!!」

俺は2人に礼を言う。

「別にいいわよ。私は私のやれる事をやったんだ。」

「私は大事な友達を助けたいだけ。」

「友達・・・・・・。」

「うん!私とウェンディ、友達!!!!」

「・・・そうか・・・。」

シェリアの言葉に俺は少し笑う。

「ヒスイ姫・・・。」

1人の女性に声をかける人がいた。
フィオーレ王国軍のクロッカス駐屯部隊、
桜花聖騎士団の団長アルカディオスさん。
そして声をかけた女性はこの国の姫様、ヒスイ・E・フィオーレだ。
一応、ここにいるのがこれで全員だ。
まだ生き残っているといいけど・・・・・・

「私のせいです・・・私のせいで・・・世界が・・・」

今のヒスイ姫は酷い状態だ。過去の方(あっち)でも、自分自身を責めていたな・・・。

「今更、もうそんなことは後回しにしてください・・・。
 今やる事は・・・生き残る事と・・・ドラゴン(あいつ等)を倒す事・・・!!!!」

俺はそう言い、俺は外へ出た。

「おい!!!!」

「奴等を・・・奴らをせれるのは・・・・・・俺だけだ・・・!!
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