第7章 大魔闘演武編
贈り物とこの先の未来へ・・・
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!」
「おう!!!!」
「へへ、いい絵ができる!!!!」
ギルドの正門で俺は右でシャンディー左、ナツさん達が中心におり、
王国杯を高く上げている。
「グルオオオオオオオオオッ!!!!」
「ギャオオオオオオオオオッ!!!!」
俺とシャンディーは喜びの遠吠えを上げたのだった。
「グオオオオオオオッ!!!」
「ギャアオオオオオッ!!!」
ドスッ!ドスッ!!ドスッ!!!ドスッ!!!!
「・・・・・・行ったみたいだ・・・。」
俺、コージは・・・・・・過去から現代に戻って来た。
俺の世界では、まだドラゴンがいる。
「(やっぱり・・・あの世界はパラレルワールドという事になったか・・・。)」
俺は心の中でそう思うのだった。
パラレルワールド・・・つまり俺達の世界と過去の俺の世界の未来は
全くの別々の世界となったという事だ。
そして今、俺は・・・生き残っていた人達と一緒に
城の地下、あの未来のローグと出会ったあの地下の、
その出入り口あたりに今いる。瓦礫を利用して隠れて。
「またこっちに来なきゃいいけどな・・・。」
そう言ってきたのは蛇姫の鱗のニスイさんである。
「僕の古文書だと、ここにいても僕らの生存確率は0に近い。」
「そうですか・・・。」
青い天馬のヒビキさんにケイさんである。
「はぁ・・・はぁ・・・ここ、まで・・・強い、とは・・・。」
「無理しないでカグラ。」
人魚の踵のカグラさんにパープルさん。
カグラさんは、左腹部を押さえている様子。
そこがかなりのダメージを受けてしまっている様だ。
「強過ぎだろドラゴン。」
「本当・・・そう・・・ね・・・。」
「・・・・・・俺がいるから、安心しろよ・・・。」
青い天馬のレンさんが、蛇姫の鱗のシェリーさんの肩を掴み、
自分の方へ寄り添わせる。何かこの2人、付き合っているらしい・・・。
でもシェリーさんがあそこまで怯えていると、そうなるか・・・。
「私の記憶も・・・今は何も役に立たぬとは・・・」
剣咬の虎のルーファスって人は怪我が酷く、仰向けになっている。
「コージ、何とかなったよ!!」
「!!!!」
「本当に危なかったわ・・・生きて
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