第7章 大魔闘演武編
贈り物とこの先の未来へ・・・
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「取ってきちゃったんですか!!?」
「あ・・・コレじゃねえや。」
「取ってきちゃったんですか〜。」
ウェンディが心配そうに言う。
「・・・後で俺、返しに行ってくる・・・。」
「それがいいわ・・・。」
俺の言葉にシャルルがそう言う。
「優勝の証、国王杯!!!!」
「「「「「「「「オオオオッ!!!!」」」」」」」」
ナツさんは袋から、大魔闘演武優勝の記念品であるカップを掲げた。
「信じらんね・・・未だに信じらんねーよ・・・。」
「俺達が優勝だぜ・・・!!」
「ずっと最下位だった俺達が・・・。」
「「優勝したんだーーーーーーーっ!!!!」」
「「わーーーい、わーーーい!!!!」」
俺達天狼組が7年間もいなかった、
ギルドに残ってくれたメンバーはこの優勝に泣いたり笑ったりしている。
「ホラ!!ロメオ、シャンディーもっと高く上げろーっ!!」
「「オウ!!!」」
ナツさんはロメオとシャンディーに国王杯を持たせ、2人を肩車した。
「たいしたものだよ、まったく・・・。」
「ポーリュシカさん。」
この場に、まさかポーリュシカさんがいたとは・・・!!
「・・・コージ。」
「!」
「・・・いずれか聞きたい事がある・・・今はこんな状況だから別にいい。
気が向いたら来ておくれ。」
「え・・・はい・・・?」
聞きたい事・・・?一体・・・?
「じゃあ、私はこれで失礼するよ。」
ポーリュシカさんはそう言い、その場から去ったのだった。
「やだ・・・何コレ・・・カッコよ過ぎてウケるんですけど。」
何か知らないけど、グレイさんも笑顔になっていた。
それを見てジュビアさんが・・・まぁ、またいつものヤツですね。
「えー、これより、マグノリア町長から、記念品の贈呈です。」
「コホン。」
この街の町長さんが、俺達の為に、記念碑をか・・・!!!
「記念品とな?そんな気を遣わんでも・・・」
マスターは少し遠慮している様子。
「妖精の尻尾の皆様・・・どうぞこちらへ。」
町長に案内され、俺達はそれに従って歩く。
「「「「「「「「「「!!!!」」」」」」」」」」
俺達は記念品を見て、驚いた。
「妖精の尻尾は我が街の誉れであります。
よってギルドを修繕して贈呈したいと思います。」
何と、俺達のギルドが返って来たのだった!!!!
確か話できいた所、7年のうち
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