神話礼装
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「俺は...俺は!」
「ソウ」
「その...こっちは私達がいたからギンガを守れたんだけど」
「...ディアーチェの所に行ってくる」
「...うん」
話す気にならなかった。
ディアーチェの所に行って
「すまなかった!...謝ってすむ話じゃない!それは分かってる!でも!謝らないと」
「顔を上げろ」
「でも」
「貴様はシュテルとレヴィの気持ちを踏みにじるのか!」
蹴飛ばされた
「...シュテルとレヴィの...気持ち?」
「あいつらは恐らく最後まで貴様の勝利を信じておったはずだ。それは我もだ。勿論ユーリもな。だが今の貴様はどうだ?腑抜けた言わば牙の抜かれた虎のようだぞ?」
「...すまない」
「謝るなと我は遠回しに言ったのだが?」
俺は立つそして
「いや、今の謝罪は自分のけじめをつけるための謝罪だ。あとありがとう。ディアーチェのおかげで気合いが出た」
「ふん、ならばよい。シュテル達はこの事件が終われば蘇る。ちゃんと同じ姿でな。変わりに我に魔力を渡して行ったがな」
「だから髪の色が...」
「気にするな、さぁ行くべき場所があるのだろう?」
本当に何も言えないな。さすが王様だ
小声でありがとうと言って行くべき場所へ
走ってなのはの所へ
「総刃...君」
「なのは...」
「...負けたんだよね」
「...うん...負けた。黒いやつにな」
「総刃君が負けるなんて...相当強いの?」
「やつは俺以外には倒せないと言っていた。しかもやつは自分の攻撃したら消えるぞと。多分防御スキルか何かが働いてるんだと思う」
「そっか...それじゃあそいつは総刃君にしか頼めないね」
「...あぁ、それとヴィヴィオの事だが俺はヴィヴィオだけじゃなくシュテルとレヴィも守れなかった」
「...うん、ディアーチェから聞いてる」
「助けよう。それでちゃんと育ててあげよう!」
「...うん!」
そして俺は地球に行った
ついた場所は俺が気づいて初めていた公園
その場所は俺の心のありどころ
「...」
地面を触る...やっぱり...ここは俺が死んだ場所だ。触れて分かる。痛いほどに...いや身に染みるほどに。ここなら...
「ゼロ...頼めるか」
[結界だな。今張る]
「ディープスパート!!」
自分の心の更に奥の更に奥に入る
どこだ?どこにある...俺が置いてきた物...大切な物を探す
見つける
それは....守れなかった子供の遺品
そう、俺が看取った子の...
それを取る...それはあるものを鎧に変える力
「っはぁっ!はぁっ!ん、はぁ...ゼロ...どれくらい
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