暁 〜小説投稿サイト〜
魔法少女リリカルなのはエトランゼ(異邦人) 再構築
8部 StrikerS
7章 それぞれの明日へ・・・
なのはの怪我
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受け取りやる気になって立ち去ったけれど、俺はここで出てくるのを待ってる。
フォローしてもそれだけの後遺症
実際最後は全く手を貸していなかった。
あの時はあれが良かれと思ったのだが、
なのはの命の事を考えたら手助けをした方が良かったのではないかと思案していた。

「なのは」

「綾ちゃん?」

「大丈夫」

「大丈夫だよ?」

「そんなに頼りない?」

「そんな事」

「じゃなんで本当の事を?」

「私は大丈夫だよ、体はちょっとあれだけど・・・」

 なのはは、上を指さしたので一緒に屋上に向かった。

「学校を思い出すよね」

「うん」

「はぁ聞かれたくなかったなぁ綾ちゃんには
でも大丈夫だよ」

「うん」

「でも心配は私も心配なんだよ」

「?」

「綾ちゃん大きな事件になると大けがばかりしてるから、大蛇戦とか六課隊舎崩壊とかいなくなったときとか、ジュエルシードの時とか」

「うん」

「私も落ちないようにしっかりするから改めて綾ちゃんも約束してほしいな」

「そうだね」

「それに・・・ヴィヴィオも悲しむよ」

「それを言うならなのはだってそうでしょ」

「うん」

「なら聞くけれど、前線の局員をやめる気は」

「無いよ、私の夢だもん。みんな」

「聞いたよ、次の場所が決まったらしいね」

「綾ちゃんは?」

「私は相変わらずふらふらするよ」

「もう、管理局には?」

「約一年お世話になってさぁ。分かったことは正社員は向いてないわ、
命令違反、独自の行動やっちゃうもん」

「・・・」

「ルールの多さにやきもきしたり、大変」

「もぅ」

「嘱託を続けて、探偵まがいなものをしてみようかなっと」

「鳴海探偵みたいに」

「おやっさんには憧れがあるから、あんな風になれたらいいんだけどね」

「向こうに戻るの?」

「こっちで行おうかなっと」

「そっか・・・」

「今日の夜の予定ってある?」

「ううん、なんで」

「デートのお誘いなんですが、よろしいですか?」

「うん・・・でも」

「ヴィヴィオならアイナさんにお願いして」

「ん〜どうしても」

「出来れば二人きりで」

「此処じゃ話せない事?」


「話したくないかな」

「うん・・・わかった。でも」

「お泊りはないから」

「うん」

 俺も覚悟を決めよう
今日の夜が勝負になるのかな
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