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マイ「艦これ」「みほ3ん」
EX回:第6話(改2.1)<やはり会場へと>
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「はぁ、胃が痛む」

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マイ「艦これ」「みほちん」(第3部)
 EX回:第6話(改2.1)<やはり会場へと>
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 お祭り広場で及び腰になっている私の腕をブルネイの大将は掴んだまま、ずんずん進む。

彼は近くを通りかかった蒼い浴衣の女性に声をかけた。
「大淀ぉ、この方々と同じ編成で演習やるから。招集かけといてくれや」

「はい」
敬礼をする彼女。

「え? 大淀さん……」
私は自分の目を疑った。ひょっとして、この人は量産型の大淀さんか?

 一瞬その彼女を見つめた私……確かに面影はあるが、ちょっと美保とは雰囲気が違うような。

「あふっ!」
舌を噛みかけた。ブルネイの大将は一瞬立ち止まった私を再びグイグイと引っ張る。

(ちょっと痛いんですけど)
……口に出せない。

到着早々、演習なんかしないだろうと甘く見てた。だから余計、焦る。

それに大将はガッチリした身体で艦娘並みの力強さ。有無を言わさない気迫(迫力)まで併せ持っている。

(美保の艦娘たちは私を助けてくれないのか?)
そう思って振り返るが、もはや誰も圧倒されて手が出せない様子。

オマケにうちの金剛と夕立たちは、一応付いて来て居るようだが……。
「おえっ」
「ぽい……」

(あんな二人も演習に出すのか?)
万全な体調なら金剛に夕立は主力として十分な艦娘たちだ。しかし……今さら大将に『棄権します』なんて言えない。

 仮に、この状況下でそんなこと言ったらブルネイの全艦娘たちから総攻撃されて半殺しの目に遭いそうだ。

そもそも私たちの行列を見る会場の艦娘やお客さんたちの視線が期待の色に染まっている。恐らく私たちとの演習が今日のお祭りの目玉だろう。

(仕方ない)
私は歩きながら覚悟を決めた。

「こうなったら金剛と夕立には泣いて貰うしかない」
ここは軍隊、私も鬼になる。

「ぽい?」
不安そうに、こちらをチラッと見た夕立、そして比叡。
金剛は硬直した表情のまま。

 やがて演習会場と(おぼ)しき砂浜に出た。キラキラ輝く水面。
その蒼い海を目の前にして双方の艦娘たちは手前の広い砂浜に徐々に整列していく。

『あー、あー、マイクチェック、マイクチェック』
 設営準備だろうか? どこかからマイクの声がする。

 砂浜の両側に設けられたひな壇や草むらに座り込んだ観客たちも徐々に増えていく。
 お祭り全体の高揚感が、さらに増していく感じだ。私も緊張が高まって心臓の鼓動が早まる。

「じゃ俺、ちょっと本部に顔を出すから失敬するぜ。ここで待
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